与六ちゃんが、あんまりかわいかったもので、画像を拝借。
でも、第2話をもって、チビ与六から青年与六に代わってしまいました。
ちと、残念。
「与六は母上のそばがよい。
あんなところにいとうはない」
雪の中、雲洞庵から逃げだして帰ってきたわが子に、心を鬼にして追い返す美佐子ママ。
昔の母は本当に強い。
今だったら、少しでも雨が降ったりすれば、送り迎えをしますものね。
ずっと心から仕えることになる喜平次が迎えにきてくれました。
「与六、この喜平次のそばにいてくれぬか。
いつまでもわしのそばにいよ!」
うえ~ん
「泣き虫じゃ~与六は~」
「涙がでてとまらないのじゃ~」
「泣くな、泣くな」
「与六はもうがんばれぬ。
がんばるのはもういやじゃ」
「それでよいのじゃ。
どうじゃ、泣くとすっきりするだろ」
「じゃあ、喜平次様もお泣きになるのか?」
「わしは泣かぬ。上にたつものはみだりに泣いてはならぬのじゃ!」
「喜平次様ののそばには、この与六がおる。いつもおる」
「では、何があってもそなたとわしはいっしょだな」
「はい」
そこで、宮本信子さんの名ナレーション
天空の王、北極星、それを守護する北斗七星。
そんな星の定めに導かれるように、ふたりの幼き心は、このとき一つとなり,
終生ゆるぎのない主従の絆をつくっていくことになるのでございました。
で、ここから、青年妻夫木与六登場。
あの鼻の横にほくろのある又五郎君が東幹久君。
幹久君こういう役が得意!
あんなに矢が飛んできて、二人にあたらないなんてと突っ込んでもはじまらない。
ドラマ、ドラマ。
来週の予告では、美佐子ママが危篤?
喜平次様恋煩い?
あの綺麗な男の人は誰?
うん、来週も観なっくちゃ。
先週、「その時、歴史は動いた」
はこの直江兼続でした。
ゲストは、「天地人」の作者火坂雅志さん。
火坂さん、かっこいいかたですね。
直江兼続と上杉景勝が徳川家康にひれ伏し降伏する原因になった、家康を批判した「直江状」
家康様はみずからに都合の良い声ばかりを聞いているのではないでしょうか
違う意見を公平にお聞きにならないのは侍の筋目に反しています
それは家康様に裏表があるからではないでしょうか
これをたたきつけてから、一年後に降伏します。
石高が4分の1の土地、米沢に移ることを命じられます。
上杉家は、120万石から30万石に減らされて大変な財政難になります。
でも、人こそ組織の財産なりということで、解雇はしなかった。
「愛」の心をもって、民に情けをかけるそういう政治をやらなければならない
なげだしたり逃げ出したりしなかった。
困難から逃げなかった兼続に最高の魅力がある!
と、火坂さんはあつくあつく語っていました。
隆慶一郎の「花の慶次」
この第18巻で、慶次も、彼について米沢にいくんですね。
彼、かぶくのにお金がかかりますでしょ。
だから、米沢に行ってから、、二度とかぶることをしなかったそうです。
本屋に行くと、一番めだつところに直江兼続関係の本がたくさんならんでします。
朝日新聞にも「名参謀・直江兼続」「直江兼続戦国史上最強のナンバー2」「直江兼続101の謎」「直江兼続の義と愛」等が紹介されていました。
どれか一冊読んでみようと思いました。
結局、藤沢周平ファンの私は
「密謀」にしました。
今、この閉塞感のするときに、直江兼続という人物を探るのもいいタイミングかもしれませんね。
今日の私の小さな幸せ
今日で、連休も終わり。
お休みって、どうしてこんなにはやく終わるんでしょうね~。