あ~またやらかしました。
「アプラス」を「アスパラ」と間違えても、家族から
「お母さん、やっぱりサザエさんだ~!!」
と呆れられるくらいですみます。
でも、会社でやったら・・・。
週末、ゆっくりとしたお時間がありましたら、おつきあいくださいませ。
昨日のことです。
私、日色ともゑさんの舞台、10列目の中央。
朝から、今夜は舞台、舞台とそのことで頭が一杯。
仕事も上の空。
今日のことです。
朝、仕事に行くと、空気がおかしい。
あ~また、私何かやらかした?
前にもあったこの感じ。
今年で何回目?
私の嫌な予感は的中。
昨日、仕事をミスっていました。
もう、イエローカードを通り越して、レッドカードの域。
厳重注意!
「これで何回目ですかね?」
トドメの一撃は
「もう、この仕事は、他の人に代わってもらってください」
「・・・・・」
仕事に対して、プライドも自信も誇りも持ち合わせてないのですが、やはりこの一撃は、効きました。
ズド~ン!!!!
自己嫌悪。
tamiA
「馬鹿ね~、同じ失敗、何回やるのよ!
遊ぶ事ばっかり考えてるからよ!
あなたは、鉛筆で書く仕事しかできんね。」
tamiB
「え、何それ?」
tamiA
「間違ってもすぐ消しゴムで消せるような仕事しかできないってこと。
ボールペンは持たせられないわよ」
tamiB
「でも、今、ボールペンが消せる消しゴムでてるわよ」
tamiA
「紙が柔らかかったら、破けるでしょうが!!!!
そういうのを屁理屈っていうのよ
口だけは達者よね!!」
tamiB
「そう、メクジラ立てて怒らんでも、少しはいいとこもあるでしょ?」
tamiA
「え~いいとこって何?何処?
明るい?面白い?楽しい?
それは裏を返せば、おっちょこちょい。
お調子者っていうことじゃない
仕事は遊びじゃないのよ。
お金もらってるでしょ、お金!」
tamiB
「・・・・・・」
こういう会話が頭の中をグルグルまわります。
ミスをして迷惑をかけた取引先にあやまりに行く事に。
それがちょっと田舎。
車で40分ほどかけて、やっと会社を見つけ事務所のドアをノックしました。
でも、ドアはあいているけど、誰もいません。
待つことしばし。誰も帰ってきません。
このまま会わずには帰れません。
ふっと前を見ると、道路を挟んだガソリンスタンドの名前が同じ会社名に気がつきました。
聞けば、社長は同じ!
「あの~、社長さん、いらっしゃいますか?」
「あ~、出かけてます」
「いつ頃、お戻りですか?」
「あ~いつになるかちょっとわかりませんね」
ガックリ肩を落とす私をみた受付の女性が
「あの~社長、田んぼに行ってるんですよ」
「え、田んぼ?田んぼですか?」
そこで、田んぼの場所を教えてもらいました。
いました、いました、社長さん。
草刈機を肩にかけて、畦道の草刈に精を出されていました。
あの方が、今朝、ものすごく怒って電話してきた人?
意を決して、
「あの~すみません!!」
草刈機のエンジン音で、聞こえません。
蛇のいそうな畦道を歩いて、近くまで行きました。
ふたたび大声で
「あの~すみませんが、○○社長さんでいらっしゃいますか?」
いかにも不信そうに、ひく~い声で
「あ~そうだが、何かね」
名前を名乗り、ひたすらに頭を下げ謝りました。
「ハハハ、わざわざこんな田舎まで来たんのかい!!」
と、優しく言ってくれました。
あ~気を入れて仕事しなくては!!
反省反省。
と、この反省をもう何回したことか。
反省だけなら猿でもできる!
反省猿君なら、ポーズを取るだけでも拍手がもらえますよね。
そのうち本当にレッドカード渡されるかもしれません。
頑張らねば。
ファイト!オー!(空元気)
今日の私の小さな幸せ
謝りに行った先の社長さんが、快く許してくれた事。