ビオラ。
このビオラ
「花粉症がつらいよ~!!!」
って言ってないか~。
今日は、ちょっと素敵なノンフィクションドラマに誘います。
おつきあいくださいませ。
朝日新聞に「声」という読者の投稿が載るページがあります。
今月の19日に「あ~いいお話」って思った投稿がこちら↓。
博多での親切 受験生は感激
田村文代さん(山口県宇部市)43歳
センター試験が終った後も、息子は県外での大学入試のため疲労困憊の日々を過ごしています。
11日に福岡大学の入試が終り帰路に着く途中、おなかがすいたので、友人5人で、JR博多駅地下街の食堂に立ち寄ったところ、お店の女性から、
「君たちはたくさん食べそうだから、通常料金で大盛りにしたから」
と定食のサービスを受けたというのです。
また、隣席の老夫婦から声をかけられ、大学入試の帰りだと告げると、
「私にも、同年代の孫がいるのよ。大変だね」
と言われたそうです。
帰り際に
「入試で疲れただろうから、ジュースでも飲んでね」
と千円をテーブルに置いて立ち去られたといいます。
次から次に受けた親切に、入試の疲れも一気に吹き飛んだそうです。
「福岡の人は、いい人ばかりだね」
と息子がうれしそうに、何度も口にしていました。
博多で息子たちがお世話になった皆さん、本当にありがとうございました。
この受験生達は、このことを一生忘れないだろうな~って思いました。
でね、今日の新聞を見て、又びっくり。
この話に続編が。
孫心配する母 学生に大盛り
権藤 美和さん(福岡県久留米市)43歳
「これはお母さんのことじゃない?」
と、母に電話をした。
「博多での親切 受験生は感激」(19日)の投稿に出てくる「博多駅地下街で、ご飯を大盛りにしてくれたお店の女性」のことである。
「あー、そうね。そうみたい」
と母。
母はいつも、孫と同年代の子には
「ご飯、多めにしとくね。おかわりせんね」
と言うのだそうだ。
私の息子は、去年徳島大学へ入学した。
母は、見知らぬ土地で、孫はおなかをすかしていないだろうかと心配し、また、誰かに親切にされているかもしれないと思うと、言わずにいられないらしい。
学生さんでも、相撲部の子らが来ると、十分に釜のご飯があるかを確かめて、
「ご飯足りるね。おかわりせんね」
と、大盛りをさらに大盛りにするのだと笑う。
博多駅は九州新幹線の開通に向け大規模改修工事が始まり、母が33年間勤めていた店は3月いっぱいで閉店する。
ごひいきにしてくださったお客様に、母に代わって感謝したい。
長い間ありがとうございました。
なんか、一つのドラマを見終わったような気がしませんか?
この食堂の美味しそうなにおいや、「いらっしゃいませ」という元気のいい声が聞こえてきそうです。
見ず知らずの人に親切にしたり、気がついた事をしてあげたら、きっと、それがブーメランのように自分や自分の家族にかえってくるような気がします。
春のようないいお話です。
今日の私の小さな幸せ
渡辺淳一の「鈍感力」
この本を立ち読みするために、本屋に行ったのですが、在庫なし!
誰が言った言葉なのか忘れたのですが、
「気がつくけど、気にしない」
チクチクとした言葉は、言われたな~って気がついても気にしない!!!
ちょっといい言葉だと思いません?