「あら~、足どうしたの?」
「あらあら、ころんじゃったのかな?」
と矢継ぎ早の質問。
卓球の練習を終えて、公民館を出ると、
出合い頭に小学校低学年だろうと思われる女の子に出会いました。
スカートから伸び出た膝小僧に大きなリバテープがべったりと貼られていました。
みんなの目がそこに集中して、先の質問が彼女を襲ったのでした。
彼女にすれば襲われた気持ちだったことでしょう。
うつむいて、何も言わずに通り過ぎて行きました。
みんな自分の孫のように心配して声掛けしたんですけどね・・・。
通り過ぎた女の子を見ながら
「何年生だろうね?」
「2年生くらいかな?」
とか、まだまだジジババ目線の会話は続きました。
私たちが幼かったころには、
近所のおじちゃんやおばちゃんが
我が子と同じように
心配してくれたり、喜んでくれたりしてくれたものでした。
だから、聞かれなくても
「今日はこんなことがあったのよ、あんなことがあったのよ」
とぺらぺらとしゃべったものでした。
後で親から、
「もう、いらないことまでしゃべって・・・」
と良く叱られたものでした。
行き過ぎて行く大きなランドセルの後ろ姿を見ながら、そんなことを思い出しました。
ところで、大分ではリバテープっていうのですが、
地域によっては、バンドエイド、カットバン、サビオと呼び方が違うようです。
秘密のケンミンショーのマスターの耳がピクピクと動き出しそうです。
大分では今日の感染者数は93人。
大変なことになっています。
昨年の今頃、しっかり引きこもっていた日々を思い出します。
あれくらいしないとおさまらないだろうな~。
怖い怖い。