寒いこと、寒いこと
こう寒いと、コロナはますます元気に活発になるんですかね~
勘弁してよ
さてさて、1月1日の新聞の広告欄
各出版社の広告をとても興味深く見ました
新潮社
私たちは人類史上かってなく
他人と接続しているのに、
なぜ孤独を感じるのだろう。
アンデッシュ・ハンセン著 「スマホ脳」を紹介していました
岩波書店
想像力が明日をつくる
宮崎駿とジブリ美術館
を紹介
三省堂
あなたはどう考えますか。
新明解 国語辞典
を紹介
大修館書店
「明鏡」は、曇りのない澄みきった鏡。
日本語の現在を鮮明に正しく映す鏡。
明鏡国語辞典
を紹介
小学館
こどもはみんな、何かの探偵だ。
名探偵コナン他を紹介
光文社
ニュー・ノーマルな、朝の絶景。
東野圭吾著 ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
奥田英朗著 コロナと潜水服
ペク・セヒ著 死にたいけどトッポッキは食べたい2
を紹介
集英社
今日から、進年。
松井玲奈著 累々 デビュー短編集
を紹介
その中でいいな~と思ったのは
文藝春秋
活字の中に「人間」がいる
菊池寛著 マスク スペイン風邪をめぐる小説集
を紹介
ちょうど百年前の世界もパンデミック禍に襲われていた。
スペイン風邪である。
社の創業者である作家の菊池寛は「マスク」という掌編を発表する。
心臓に疾患をもつ「自分」は、病いへの恐怖から家にひきこもる。
神経質になり人びとがマスクを外すようになっても外せなかった。
流行が収まりかけ、ようやくマスクをとって
野球見物に赴くが、一人の青年がマスクを
掛けているのを見て「不愉快な激動」を受ける。
----突き出て居る黒いマスクから、
いやな妖怪的な醜くさをさえ感じた。
ついこの間までの自身と同じ青年の姿に、たじろいたのはなぜか。
人間心理の不思議に迫る菊池寛の筆は今読んでもあざやかだ。
と書かれていました
最後は
講談社
おもしろい未来は、自分たちで、つくろう。
講談社は、創業111年。いやぁ、いままで色々ありました・・・なんて
フツーは過去を振り返りたくなりますよね?
でもあえて、そんなこと致しません。
なぜって昔のことより、これからの楽しいことで頭がいっぱいだから。
と、2020年から2131年までの未来の年表
とっても楽しい年表です
例えば、2022年 「進撃の巨犬」連載開始
2028年 雑誌からリアルにおもちゃが飛び出す「たのしすぎる幼稚園」創刊
2045年 読み終わったら食べられる「週刊少年マガジン しょうゆ味」発売
2072年 恐竜をリアルサイズで見られてさわることができる「講談社の動く図鑑MOVE4D」創刊
2111年 「100万回生きたねこ」本当に発見される
2116年 本社を火星移転を検討も文京区音羽のままに
2131年 講談社創業222年をむかえる
等々
何か楽しくなってきました
さすが、出版社の広告、興味深かったです
しかし、文庫本のシリーズが途中で出版社が替わったりするのは
色々大人の事情があるのでしょうかね~?