小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

花の交叉点

2007-08-31 23:48:20 | 小さな気付き

黄花コスモス

 

 

普通のコスモスとは別種。

草丈は低く、葉は切れ込みの幅が広い。

花は一重か、舌状花弁が重なった半八重咲き。

名はキバナコスモスだが、花の色は濃い黄色。

橙色、赤など変化に富む。

 

明日から9月です。

毎年この時期に思うことがあります。
春のお花は、南から咲き始め、段々と北上していきます。
でも、涼しくなるのは北から。
秋のお花がいち早く咲き始めるのは北から。
そして、南下してきます。

ということは、夏の花の咲く期間が、南より短いんでしょうかね?

ささっと夏の花は店じまいをして、秋バージョンに模様替えするのでしょうか?

どこかで、北からの花が追いつき追い越すわけ?

そんなことを頭の中で考えていたら、こんな文章を見つけました。

 

花の交叉点

春以来、多くの花前線が南の国を旅立ち、北国を目指して通り過ぎて行った。

だが、それもサルスベリを最後に、これからの花前線は北国から南へ下がるようになる。

その第一陣はハギの花だ。

北上するサルスベリと南下するハギの花前線は、日本列島のどこかですれ違うことになる。

開花の平均日から探ると、その場所は、東北地方南部や中部地方の高原であるらしい。

今年も、その季節が近づいた。

空色通信 高橋健司著より

 

花の交叉点なんて何て素敵な言葉でしょう。

その交叉点に立ってみたい・・・・。

そろそろハギの花も咲き始めているようです。
ソワソワする週末です。

 

今日の私の小さな幸せ

 

前田選手、残り「1」としました。

明日は、記録達成するかも!!

試合も勝つといいのだけれど・・・。

記録達成しても、試合に負けると、前田選手嬉しそうな顔しないから、きっと。

ドラゴンズさ~ん、そこのところよろしくね~。

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残り「3」

2007-08-30 23:25:24 | スポーツ

♪まいあが~れ
 まいあが~れ
ガンダム

 

 

間違い、ガンダムは♪もえあが~れでした

まいあがるのは、風船唐綿の種
7月14日のこの風船唐綿の写真を見て、フクちゃんの写真のフクさんが
「綿ができると綺麗です」
とコメントに残してくれました

思い出したので、出かけてみると・・・・

 

 

タンポポの綿毛のジャンボバージョン

 

 

まさに綿毛とはよく言ったものです

 

カープの前田選手が、後3安打で、2000本。
今日の試合で猛打賞なら、今夜、達成!

でも今夜は、ノーヒット。
楽しみは明日にお預けです。

前田智徳選手!

彼のことを「侍」と表現します。
昨夜の報道ステーションの中で・・・

「僕は侍じゃないですよ。侍は戦場を離れたりしませんよ」

彼は、右アキレス腱を断裂。続いて左足も。
彼にとっての戦場であるグランドに怪我で立てなかったこともしばしば。

もしも、たらねば、彼が怪我をしなかったら・・・・。

強打者、好打者と言われる選手は多いのですが、彼は「天才」と呼ばれます。

怪我の神様に愛されてしまった彼は、以後思うように走れず、再発の恐怖とも戦う日々。

苦悩する中で、

「2000本まで後500本か」

とポツリと話すと、それを聞いた奥様が

「そんな言葉がでるようになったら、もう大丈夫よ」

彼は、その奥様の言葉に後押しされ、2000本安打まで新たに前進を始めたそうです。

孤高の人というイメージがある彼ですが、やっぱり家族が大きなささえになっていたんですね。

今、何かと世間で騒がれている横綱朝青龍。
もし、彼の奥様が日本人だったらと思います。

「日本人は、大相撲をこういうふうに思っているのよ」
とか
「日本人は、横綱に強さだけではなく、心も求めるのよ」
って、いつもいつも、耳元でささやいていたらどうでしょう。
彼が聴く耳を持つ男だったら、日本でも愛される名横綱になったと思います。

やはり、女房の役目は大きい!

話を戻して、前田選手!

女の私から見ると、彼は「男らしい男」と思います。
「男臭い」とは違うんですね。
私の中で「男くさい男」と言えば清原選手が頭に浮かんできます。

「男らしい男」と「男くさい男」の違いは微妙!

しかし、こういう「男」が少なくなりました。
これは、女性が優しい男性を好むからなんですね。

今の男子高校生は、まめで優しくないともてないとか。
クラスが別なら、その日の授業が終れば、真っ先に彼女の教室までお出迎え。
もし、遅れようものなら、その時点で「カレシ」を返上しなければならないとか。

少々、情けない気もしますが・・・・。
まあ、世の中の流れがそうなってしまっているのだから、いたしかたないのかもしれませんが。

せめて、グランドの上で本物の「男」をみて、溜飲をさげることにします。

どこの球場で、記録達成となるかわかりません。
ここ数日は、飲み会に誘われても、出かけません。

前田選手、2000本まで、残り「3」

 

今日の私の小さな幸せ

NHKみんなの歌「おしりかじり虫」が今話題。


宇多田ヒカルの「ぼくはくま」は良くラジオから流れていたのですが、この「おしりかじり虫」をまだ聴いたことがなかったんです。

ありました、このサイトで。

おしりかじり虫

一回聴いたら、耳から出て行きませんよ!

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皆既月食

2007-08-29 01:06:55 | 小さな気付き

赤い月

 

 

晴れていたのですが、私の腕ではこれくらいが精一杯。

 

お口直しに、別府の夜景を・・・

 

 

 

今日の私の小さな幸せ

お月様と地球と太陽の三角関係が見れたこと。

 

 

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我慢、我慢!

2007-08-27 23:28:18 | 小さな気付き

由布川峡谷

 

 

由布岳と鶴見岳の間を流れる由布川の景勝地。
「東洋のチロル」と呼ばれる日本有数の大峡谷。

幾筋にも分かれ流れ落ちる水や、しなやかな曲線美を描く岩肌は、まさに芸術作品。

と、パンフレットには書かれていましたが、滝つぼも写せてないし・・・。
これでは、パンフレットに偽りありって突っ込まれそうですね。
もう一度出かけてきます。

日中はすごい残暑ですので、少しは涼感を味わってもらえたらと思って今日の一枚に・・・。

 

数日前、ラジオで

「あなたの好きな冷たいものを教えてください」

とリスナーに問いかけていました。

「スイカ・アイスクリーム・カキ氷・生ビール・・・」

等という答えが・・・・。
その中で、一人の男性が

「冷たい女性」

って言ってました。
男性DJの方も受けていました。

 

湯布院からの帰りにトロッコ列車と私の車が偶然併走!

 

 

車体に夏空が写っています。

 


とっても涼しそう!!!

 

梅雨が終った後の太陽は暑いのが嬉しくて、ワクワクします。

でも、ここ数日の日中の暑さにはもう降参っていう感じ。
「立秋」とか「処暑」とかいう言葉が耳に入ってきているので、もうそろそろ涼しくなるだろうという期待がある・・・。

なのに暑い。

でも、この暑さが、お米作りにはかかせないのよね。
美味しい新米、美味しい日本酒のため、もう少し我慢することにします。

 

今日の私の小さな幸せ

今、真ん丸いお月様が出ています。

明日は、皆既月食だそうです。

     ↑ここでお勉強ができますよ。

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行き合い

2007-08-26 23:00:22 | 小さな気付き

こういう空かしら?

 

 

行き合ひの空って。

行き合ひの空を大辞林でひいてみると、

「夏の末、秋の初め頃の空」

では、行き合ひって?

「夏と秋と、二つの季節にまたがること」

夕方から空が真っ黒になり、天然の打ち水のような夕立。
土も木も花も人も一息ついたような・・・。

その後、黒い雲の間から、少しずつ青空が見え始めました。
あ~、黒い雲の上にはちゃんと青空があったんだと再確認。

どんな嫌な人も、心の奥には青空があるんだろうな~。
でも黒雲が少し厚いだけかも・・・。

 

 

金水引(キンミズヒキ)

金色の水引に見立ててこの名が。
バラ科。

 

2週間ぶりに同じ山道を歩いたのですが、この前、沢山咲いていた草紫陽花はほとんで咲き終わっていました。

でも、この前は全く見かけなかったこの金水引や、赤と白の水引草が咲いていました。

山の花も行き合いの花というところでしょうか。

 

今日の私の小さな幸せ

 

夕立が降って、少しだけ涼しくなったこと。

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「愛の法則」第4章

2007-08-25 22:13:20 | 読書

日々草(にちにちそう)キョウチクトウ科

 

 

炎天下で咲き続けるたくましさは、原種譲り。

ふるさとのマダガスカル南部では、強烈な日差しと乾燥、潮風にも耐えて茂る。
だが、牛はきらって食べないうえ、小児白血病の薬用栽培も価格暴落で放置され、いわば雑草化。

一方、園芸的には、ここ十年の種間雑種による改良で多彩になった。

花おりおりより

 

昨夜は、今年最初で最後(?)のビアガーデン。

峠を越えそうで越えないこの暑さ。
ビアガーデンは花金ということもあって、大入り満員。
職場で行くとどうしても気を使ってしまうのですが、気のあう友達との飲み会は本当に楽しい。

 

さて、今日は米原万里さんの「愛の法則」の第4章

2002年4月 神奈川新聞社神奈川地域社会事業賞受賞記念講演

「通訳と翻訳の違い」

彼女は、小学校3年のとき、チェコスロバキアのプラハに父親の仕事の関係で移住しました。

この中で面白いなと思った箇所がありました。

一部抜粋

小学校3年生までいたから覚えていますが、日本では

「はい、なになに君。そこ読んでください」。

大体一段落読むと、

「はい。よくできました。じゃ、なになにさん、次の段落を読んでください」。
「はい、よくできました」
というふうに進めます。

けれども、ソヴィエト学校の国語の時間は、一段落を声に出して読みますね。

そして読み終わったら

「はい、今読んだ内容を自分の言葉で要約しなさい」
と言われるのです。

純粋に音だけ、文字だけを追って読むことは、ある意味では内容を把握していなくてもできるんです。

ところが、読み終わった後にすぐに内容をかいつまんで言わなくてはいけないとなると、ものすごく攻撃的で立体的な読書になっていくわけです。

 

こういう授業を徹底的にやらされた万里さん。

単語ごとに拾って暗記したり、あるいは文法という骸骨の部分だけを頭にいれるということを、生きた言葉を無関係にいくらしても意味はないし魅力もないと書かれていました。

7年に一度のサミット。
日本でも7年に一度、開催されますね。
2000年の沖縄サミットはまだ記憶にあります。
その7年前は東京サミット。
来年は北海道洞爺湖サミット。

ここで活躍するのが同時通訳。
6つの言語を使います。

日本語を使うのは日本。
英語を使うのはアメリカ、イギリス、カナダ。
フランス語を使うのはフランスとカナダ。
ドイツ語を使うのはドイツ。
イタリア語を使うのはイタリア。
ロシア語を使うのはロシア。

でね、例えば、フランスの大統領が発言すると、直接、英語、ロシア語、イタリア語、ドイツ語に翻訳されるんですって。

でも、日本語だけは、いったん英語に訳されて、その英語から日本語に訳されるんだそうです。

じゃあ、沖縄サミットの時は森さんが首相だったので、森さんが、日本語で話すと、どうなると思います。

森さんのしゃべった日本語が直接通訳されるのは英語だけなんですね。

フランス語にも、ドイツ語にも、イタリア語にもロシア語にも、英語を経由して訳されるんですって。

万里さんは、日本だけこの英語経由のフィルターにかかったことを異常な事態とも思わなかったことこそ、異常だと書かれています。

来年の北海道洞爺湖サミットの時、そういうところも注意してみると勉強になるかもしれませんね。

 

さてさて、万里さん、今頃、天国語を同時通訳して、大いに盛り上がっているのではないでしょうか。

でも、まだまだ面白い本を沢山書いて欲しかったです。

 

今日の私の小さな幸せ

昨夜は尾形選手のヒーローインタビューにもらい泣きしたのですが、今夜は嫌な負け方・・・・。

明日は、明日は勝ってね!!

上位チームを負かしてなんぼの、下位チームなんだから。

 

 

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「愛の法則」第3章

2007-08-23 23:09:38 | 読書

狐の剃刀(キツネノカミソリ)

 

落葉樹林の下に群生

 

昨日は、団地の中の高齢者と小学生との交流会でした。

朝9時から、私達ボランティアと子供達と一緒に食事作りです。

メニューは、ハヤシライスと野菜サラダとスープ。
デザートはスイカ。

不思議なんですね!!

もう、数年お手伝いに参加しているのですが、子供達の雰囲気がその年で違うんです。

とっても素直な子供達ばかりの年もあれば、ウンともスンとも返事をしない子供達ばかりの年もあるんですよ。

今年は、とっても元気もよくて、ハキハキしていて、
「次は何をしましょうか?」
なんて言ってきました。
もうめちゃめちゃ可愛いです。

食事の後は、高齢者の方々も参加できるゲーム。
そして、私は紙芝居担当。
図書館で何を読もうかと迷ったのですが、新美南吉の「ごんぎつね」にしました。

一番最後の一番感動的なシーンをおもいっきりかんでしまいました。
あ~。(自己嫌悪)

また、今度はクリスマス会があるので、その時はもう少し気合をいれるということで・・・・。

 

さて、今夜は米原万里さんの「愛の法則」第3章

理解と誤解のあいだ・・・通訳の限界と可能性

これは、1998年10月 愛知県主催 シリーズ講演会「文化夜話」より

米原さんの同時通訳という仕事について講演されています。

発信者の言いたいことを、瞬時に訳して伝える。
調べたりする暇もない・・・。
物知りで、記憶力がよくて、判断力がないと絶対勤まらないお仕事ですね。

環境も文化も違う国に、その国しかわからないことも訳さなければならないんです。

 

一部抜粋

同じ言葉を使っているのに、人によって思い浮かべるものがみんな違う。

このお話のように、自分の前に突然神様が現れて、どんな願い事でも三つだけかなえてあげると言われたら、皆さんならどうしますか。
あらかじめ考えておいたほうがいいですよ。
こういう事態が、いつ起こるかわかりませんからね。

私だったら、まず「美人にしてください」と言うと思います。
けれども、次の瞬間、私の思い描いている美人と、神様が思い浮かべている美人とは全然違うもんじゃないかと心配になってくるわけです。

だって、浮世絵風の美人にされたら困ります。
それなら、今のままのほうがいいと思います。
モナリザ風でもちょっと困るなとか、いろいろと考えていますと、もっと怖いのは、ピカソ風の美人になることですね。

神様がピカソと同じ美意識の持ち主でないという保証はどこにもないわけです。

それならば、もう少し具体的にお願いしてみたらどうか。
例えば、

「顔をもっと小さくしてください」
とか
「目をもっと大きくしてください」
とか
「鼻をもっと高くしてください」
といったように。

美容整形に行く人で、何度もやり直している人がいますね。
アラジンの魔法のランプみたいに、何度でもお願いできるといいのですが、これが三回だけしかお願いできません。

そうすると、
「顔を小さく」
と言っても、米粒みたいに小さくなってしまったら困るし、
「目を大きく」
と言ってもスイカみたいに大きくなっては困るし、
「鼻を高く」
と言っても東京タワーみたいに高くなってしまっては困ります。

 

米原さんは、言葉が受け取る環境で意味するものが違ってくるということをわかりやすい具体例で説明されています。

この講演でも、また、下ネタがかなり入ってます。

最後に、なぜ米原さんがこんな神様でも難しい同時通訳者を目指したかというお話で締めくくられています。

 

明日は最後の章「通訳と翻訳の違い」です。

 

今日の私の小さな幸せ

 

近頃、通勤途中、余りお花を見つけることができません。
それで、信号待ちの間、空を見上げることが多くなりました。

色んな形の雲がなんだか楽しい。
雲の名前も知ってたら素敵ですね。

 

 

 

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「愛の法則」第2章

2007-08-21 23:17:48 | 読書

小葉擬宝珠(コバギボウシ)

 

 

深夜から、明け方にかけて開きます

朝露に濡れているのがわかるかしら?

 

 

高原の花は早起きです

寝起きの顔が一番綺麗(人間と違うところ)

花の朝露が生まれたてのお日さまの光を浴びてピカッと輝く瞬間

その瞬間が切り取れたらどんなにいいでしょう

これはこれからの私の夢

 

さて、昨夜の続きです。

米原万里さんの「愛の法則」より

第2章 「国際化とグローバリゼーションのあいだ」

これは2004年10月 愛媛県立三島高等学校での講演分です。

この日の講演は残念ながらシモネタ無しです。

でも、テーマは堅いのですが、とってもわかりやすいんです。
勿論、対象が高校生ということもありますが、彼女の話術はすごいです。
こんな先生に社会科を教えてもらったら、歴史も地理も保健体育(?)も大好きになったのではないでしょうか。

 

一部抜粋

江戸末期になると、まだ鎖国時代ですけれども、今度は日本の知識人たちにとって、最高の文化はオランダとオランダ語になっていきます。

命がけでオランダ語を勉強します。

・・・・

たしかに、日本に対して特権的な地位を、つまり、唯一の貿易対象国となる地位を確保する17世紀のオランダは黄金時代にありました。

皆さん、歴史の教科書を思い出してください。
ヨーロッパ列強の中でも最強の国の一つです。
世界各国に植民地を持っています。

その後、後からやってきたイギリスと戦争をします。
4回にわたった英蘭戦争は、全部劣勢でした。

坂道を転げ落ちるようにどんどん衰退していきます。
講和のすえ、殖民地を失います。
戦争は植民地の分捕り合戦なんです。

オランダはヨーロッパの国々の中でトップにいたわけですけれども、不利な戦争のたびにどんどん地盤沈下していきます。

経済力も軍事力も落ち込んで、そのうちだんだん技術や自然科学部門の力も弱まってきます。

ところが、日本の知識人はそれを知らずにいたのです。

おそらくオランダも、自分の不利なことを日本に知らせようとはしなったかと思います、

ですから、それを知らない日本人はオランダ一辺倒でせっせとオランダ語を学んでいたのです。

江戸時代の蘭学者たちが命がけで一途にオランダ語を勉強していく姿は、結構感動的ですよね。

でも、実際の世界はもう変わっていたのです。

明治維新よりちょっと前に、実はオランダは世界最強の国でもないし、世界で最も学問が進んでしる国でもない。
ということを多数の日本の知識人が知ることになります。

もう大慌てです。

大慌てで軌道修正をして、お師匠さんのくらがえをしていきます。

当時は藩によって違いましたけれども、フランスやイギリス、ドイツ、アメリカなど、欧米先進国にお師匠さんをくらがえするわけです。

そういう国にどんどん留学生が行きます、

そして、これが第二次世界大戦後になると、アメリカ一辺倒になります。

 

 

米原さんは、日本人は世界の基準に自分を合わせようとする。

アメリカは自分達の基準を世界に普遍させる、強要していくことを「国際化」としている・・・。

と語っています。

難しい言葉を使っていないので、私のような、社会科音痴にも理解できました。

愛について考えることはあっても国際化については余り考えたことのない私が、少しだけ考えたりもしました。

明日は第3章「理解と誤解のあいだ」をご紹介します。

え~もういいよ~って?

まあ、そう言わずに・・・・。

 

今日の私の小さな幸せ

 

大きなスイカをもらいました。

もうスイカより梨よね~って話していたのですが・・・。

今年の食べおさめになりそうです。

 

 

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「愛の法則」

2007-08-20 22:34:48 | 読書

ヒゴタイ

 

 

球形の花もさることながら、一風変わった名が個性的。

平江帯と綴り、最初に貝原益軒が取り上げた。
「大和草」には、カンゾウとアツモリソウにはさまれて、この名が挙がる。

花おりおりより

 

高原に咲くこの花をほりあげて持ち帰る人もいるそうです。

そこにあってこそ、光を放つ花もあるのに・・・。

 

今日は、面白い本をご紹介します。

米原万里の「愛の法則」です。

米原万里さんは、2003年の秋に、卵巣がんが見つかります。
その後、転移し、すさまじい闘病生活の後、 2006年5月に亡くなりました。

この本は、そんな時期の講演をまとめたものです。

第1章「愛の法則」は2005年6月に石川県立金沢二水高等学校での講演。

高校生相手に、シモネタ炸裂です。

多分、目をキラキラさせ、ゲラゲラ大笑いして高校生達は聞いたと思います。

一部を抜粋

今、猫の話をしましたけれども、人間の女も、きわめて素直な天真爛漫な人は、この猫と同じような行動をとりますね。

嫌な男には嫌悪感丸出しで、好みの男にはすり寄っていくというタイプ。

普通の人は、やはり人間社会に生きる以上、、それをあまり素直には出しません。

ほんとうは心の中ではあれこれ思っていても、無難にだれとでも適当に対応します。

適当にあいさつして、適当な人間関係をつくるんですけれども、素直に自分の心のほんとうの声を聞いてみると、私はあらゆる男を三種類に分けています。

皆さんもたぶん、絶対そうだと思います。

第一のAカテゴリー。
ぜひ寝てみたい男。

第二のBは、まあ、寝てもいいかなってタイプ。

そして第三のC、絶対寝たくない男。
金をもらっても嫌だ。絶対嫌だ(笑)。

皆さん、笑ったけど、ほんとうはそうでしょう。
大体みんな、お見合いのときって、それを考えるみたいですよ。

男の人もたぶん、そうしていると思いますけれども、女の場合、厳しいんですね。
Cがほとんど、私の場合も90%強。

圧倒的多数の男とは寝たくないと思っています。
おそらく、売春婦をしていたら破算します。
大赤字ですね。

 

見出しだけでも面白いんですよ。

・世界的名作の主人公はけしからん!

・世界的ベストセラーはドンファンが主人公

・女主人公の理想の男はただ一人

等など

苦しい闘病生活の合間に、講演をする。

聴衆者と向き合っているときだけは、その苦しさを忘れることができたのではないかしら?

 

第2章「国際化とグローバリゼーションのあいだ」は明日ご紹介します。

これもとっても面白いです。

 

今日の私の小さな幸せ

 

楊志館、負けました。

ハツラツプレーに大満足。

後は、九州2校にまかせましたよ~。

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VOCALIST3

2007-08-19 22:32:11 | 音楽

秋の装い

 

 

高原では、もうススキの穂が出ていました。
早朝、露が穂や葉を濡らしています。

日陰では、この露もだた濡れているだけにしか見えません。
でも、朝日を浴びると、一斉にキラキラと光を発します。

この光のダイヤモンドを写したかったのですが、もたもたしていたら、すぐにお日さまのところに帰って行ってしまいました。

 

徳永英明 VOCALIST、VOCALIST2に続いて、VOCALIST3が15日に出ました。

女性ボーカリストのカバー曲集。

この3で、ファイナルのようです。

 

 

01.恋におちて 作詞:湯川 れい子 作曲:小林 明子
(携帯がまだなかった時代ならではの詩ですね)

02.PRIDE 作詞・作曲:布袋 寅泰

03.桃色吐息 作詞:康 珍化 作曲:佐藤 隆
(この曲は、徳さんの声にぴったりあってて、とってもいいです)

04.わかれうた 作詞・作曲:中島 みゆき
(やっぱり、詩がいいので、聴いてしまいますね)

05.やさしいキスをして 作詞:吉田 美和 作曲:中村 正人
(1.2.3ともにドリカムの曲が入っています)

06.Time goes by 作詞・作曲:五十嵐 充
(これも、いい感じです)

07.たそがれマイ・ラブ 作詞:阿久 悠 作曲:筒美 京平
(阿久さん、筒美さんのゴールデンコンビの曲だったんですね)

08.元気を出して 作詞:竹内 まりや 作曲:坂本 昌之
(島谷ひとみもカバーしていましたけど、やっぱりいい曲ですね)

09.ENDLESS STORY 作詞・作曲:Dawn Ann Thomas
(伊藤由奈が歌った「NANA」の劇中歌。今回のこのアルバムの中で一番好きでした)

10.まちぶせ 作詞・作曲:荒井 由実
(あま~く歌ってます)

11.月のしずく 作詞:Satomi 作曲:坂本 昌之
(あれ、これ誰の歌だったかしら?と思ったら、柴咲 こうが歌った「黄泉がえり」の主題歌。いいです、とっても。ぜひ聴いてみて下さい)

12.迷い道 作詞・作曲:渡辺 真知子
(真知子さんとはまた違った迷い道ですね)

13.CAN YOU SELEBRATE? 作詞・作曲:小室 哲哉
(あま~いよ、あまい小沢さん!!みたいな・・・)

14.喝采 作詞:吉田 旺 作曲:中村 泰士
(この喝采は初回限定版にだけ入っています)

 

あの曲も、この曲もまだ彼に歌って欲しいと思うのですが・・・。
彼も、自分の曲をそろそろヒットさせていと思っているでしょうね。

色んな人にカバーされる曲というのは、詩と曲がやっぱりいいんですね。
誰が歌っても、その歌詞の情景が絵として浮かんできます。

秋になって、このアルバム、一人で夜聴いたら素敵です。
お勧めの一枚!

 

今日の私の小さな幸せ

 

カープが、好調タイガースに完封勝ち!
上位3チームをややこしくしているカープ。

そんなカープが好きだわ~。

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