小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

八犬伝

2024-11-05 21:42:47 | 映画

 

 

日の出の時間が随分遅くなりました

これから朝起きるのが億劫になりはじめます

でも、綺麗な朝日に出会えるかもと思うと

さっと起きられます、今のところは

 

火曜日はいつもは仕事なのですが

今日はお休みだったので

久しぶりに映画に行ってきました

「八犬伝」

何の予備知識を入れないまま見に行ったのですが

これがまた斬新というか何というか

 

いきなり大きな犬が出てきてびっくり

そして綺麗な姫(土屋太鳳)が

死に際に、「この八つの玉を持つものををお探しください」

と言い残します

ファンタジーの世界の始まり

こちらが「虚」

ずっとこんな感じで行くのかと思いきや

 

場面が替わって雰囲気が一変

 

「八犬伝」を書いた滝沢馬琴(役所広司)と馬琴の友人葛飾北斎(内野聖陽)

が登場

 

こちらが「実」

 

虚と実が交代で描かれています

 

馬琴の妻お百(寺島しのぶ)

馬琴の息子宗伯(磯村勇斗)

その妻お路(黒木華)

 

やはり、皆さんの演技は素晴らしかったです

 

八犬伝を書き上げるまでの28年間

段々と年齢を重ねていく役所さんの演技

そして寺島さんの夫に対して熟知足る思いを声を荒げての演技

病いで段々心身ともに疲弊していく姿の磯村さん

光を失った義父の口述筆記する凛とした黒木さん

見応えがありました

 

そして「虚」の方は

今朝ドラカーネーションの再放送で奈津役の栗山千秋さん

力が入ってました

若き八人の剣士たちは、イケメンぞろいでした

 

「実」の方が重厚だっただけに「虚」の方が少し物足りなさを感じました

 

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俺たちの箱根駅伝 上・下

2024-11-03 22:18:52 | 読書

 

 

池井戸潤著

「俺たちの箱根駅伝」

 

一気読みしました

 

もう、面白かったですね

 

毎年お正月、2日と3日に見ている箱根駅伝が

こんなに沢山の方が放送に携わっていたのかと驚きました

 

本の概要

池井戸潤の最新長編の舞台は、

「東京箱根往復大学駅伝競走」

通称箱根駅伝。

若人たちの熱き戦いが、いま始まる!

 

古豪・明誠学院大学陸上競技部。

箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。

本選出場を2年連続で逃がしたチーム、

そして卒業を控えた主将・青葉隼人にとって、

10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。

故障を克服し、渾身の走りを見せる隼人に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」・・・・。

隼人は、明誠学院大学は、箱根路を走ることができるのか?

 

一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。

プロデューサーの徳重は、編成局長の黒岩から降ってきた難題に

頭を抱えていた。

「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、

現在にまで伝わるテレビマンの苦悩と奮闘を描く。

 

下巻は

 

結局は本選で箱根を走れなかった隼人は

関東学生連合チームのメンバーに選ばれ走ることになります

一緒の飯を食べてないみんなをまとめなければいけない隼人

しかし、甲斐新監督の下でこのチームをまとめあげます

 

甲斐新監督を選んだ元監督諸矢が

アンカーで走る隼人に心の中でつぶやきます

 

隼人。これがお前の本当の実力だ。

お前は優しすぎた。

仲間に気を遣い、後輩に気を遣い、OBたちに気を遣い、

俺にまで気を遣う。

自分のことはいつも二の次で、チームのことばかり考えてきた。

だけどな隼人。

お前はアスリートなんだから、自分のことを優先すれば良かったんだ。

お前がもっと我が儘だったなら、もっと強い選手になれたはずだ。

しかし、隼人。

俺は 俺は。

そのとき、諸矢の頬を一筋の涙が流れた。

お前のことが大好きだ。

青葉隼人という男が大好きだ。

 

 

もう、書いてても涙が出てきます

こんなシーンが随所にでてきて、もう泣ける泣ける

 

今日も、全日本大学駅伝やってましたね

いつもと違う目線で中継を見ていました

バイクのカメラ

CMに切り替わるタイミング

選手のプロフィール等

 

秋の夜長、お勧めの本です

 

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