硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

akb48 < sibajyun

2015-03-02 19:34:44 | 日記
車のエンジンを掛けると聞こえてくる「恋するフォーチュンクッキー」。最近ようやく耳になじんできてウキウキまでとは言わないけれど、たしかに気持ちも上昇してきたように思う。しかし、ここに達するまでに紆余曲折があったのは言うまでもなく、気持ちの整理もしておきたいのでその経過を吐露しておきたい。

akb48さんは悪くはないのだけれど、聴くことへの抵抗とボーカルの(キャラではなくて)魅力のなさが、気持ちのシフトを拒んだ。それならばと思い切って「でんぱ組 inc」を聴いてみたのだけれど、浅野尚志さんのキレキレのアップテンポにはキレキレすぎて気持ちがついてゆかない。そこで、きゃりーぱみゅぱみゅさんを聴いてみた。中田ヤスタカさんのテクノポップは天才的で加速を続けているのだけれど、聴けば聞くほど僕自身の取り残された感が否めなかった。
悩みに悩んでいるとき、深夜番組をぼんやり見ていたら、hkt48の指原莉乃さんがおすすめの人物を紹介するという趣旨の番組の中で登場した三人の中に一人の女性ボーカリストがいた。最初のうちは気にも留めずぼんやり見ていたのだけれど、指原さんのおすすめの曲がmv風に少し流れた時、身体に電気が流れるような衝撃に襲われた。

彼女の名前は柴田淳。

それ以来、柴田淳という名前が頭から離れずにいたのだけれど、指原さんも徳井さんも彼女の歌は「とにかく暗い」というので、聴いてはならないと思っていたのだが、ユーチューブで検索するとたくさんヒットするではないか!

暗い曲は避けるべしとカバー曲を選曲、柴田淳が歌う荒井由実さんの「ひこうき雲」。

柴田淳の情感を込めて歌う姿勢と、細くてしなやかな声と、癒しにも似たビブラートは次第に身体を侵食し、マウスを持つ手が停止を拒んだ。

その後、やはり持ち歌も気になったので頑張って聞いてみたのだが、聴き終わった後、開けてはならぬは箱を開けてしまったような気持ちになってしまった。そして、翌日仕事の帰りにしばじゅんのcdを探してみると結構出ている事を知った。そして、「暗い曲」は避けるべしとレンタルしたのが「cover 70s」

エントリーしたとしても引き返すことも容易であろうと聴いてみると、聞き覚えのある曲が次から次へと流れてくる。しかも、上手いじゃないか!!

すっかりはまり込んでしまった柴田淳。しかも、こともあろうに指原莉乃さんから知る事になるとは・・・。

「恋するフォーチュンクッキー」もいいんだけど・・・。ごめんね指原莉乃さん。