硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

神の守り、汝身を離れざれ

2018-09-13 21:17:57 | 日記
今朝の朝刊で、性的虐待 揺れるバチカンという見出しの記事を読む。
神父が児童に対し性的虐待を行っているという。

別に驚きはしない。長い歴史の中で繰り返されてきたことだから。

映画「スポットライト」でも問題提起がなされていた。しかし、何も変わらない。

神父に罪を告白し懺悔し赦しを乞うとき、神父の多くは「主はあなたから離れる事はありません。あなたが主から離れ慣れなければ、主はあなたを赦し愛し続けます」。と言って慰めたであろう。

その神父が、名声に溺れ、主から離れてしまっていては、神の代理とは言えないだろう。

「誘惑に陥らぬよう起きて祈っていなさい」という言葉はもはや神父には届かないのだろう。

しかし、我らの弱きを知る、慈しみ深い主は、人が作った法も、神との約束をも破棄した神父さえ、きっと赦して下さるでのはないかと思う。