硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

なぜ、何も手を打たなかったのか。

2020-12-12 21:21:01 | 日記
医療現場が崩壊寸前の状態まで来ていると報じられていた。

なぜ、こうなるまで何も講じなかったのだろうかと疑問に思ってしばらく考えた。

そして、ふと腑に落ちた。

菅総理は、総理になられた時「自助 共助 公助」という指針を表明されていましたね。

そこから考えると、医療現場に対し、なにも手を打たなかったのは「自助力」というものを引き出せる体制を構築しておきたいという意図があったのではないかと思ったのです。

つまり、一度、医療という資源を解体して、国民に「医療をあてにしすぎてはならない」という意識を芽生えさせ、自助力を促し、共助という、自治体レベルの助け合いを機能させつつ、公助という医療資源を再構築させたいという思いがあれば、あえて何も講じないという選択にも納得がいったのです。

頭のいい人たちが集まっているのだから、何も考えていないという選択はないはずなのだけれど、本当の所はどうなんだろうか・・・。