硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

未来を行く若者たち。

2020-12-29 10:55:17 | 日記
僕のブログに時々登場する甥と姪。OCN時の(引継ぎ手続きを忘れて消滅してしまった)ブログには、誕生直後から帰郷する度に感じた成長の様子等を記してきた。
月日の流れは速いもので、甥と姪も社会で活躍する人となったのであるが、姉や義兄は個性の強い人で、その世界観には驚かされてきたが、その影響を色濃く受けた子供たちも、独特の道を歩みその才能を開花させ始めた。

以前にも記したことがあると思うが、甥は自分の好きな事だけをやり続けた結果、YouTuberという言葉が生まれる前に、オンラインでつながった仲間たちとの交流を経て、YouTuberになり、趣味が生業に変わり、現在では、フォロワー数が140万人を超え、その人数に達しないと貰えない証明書をもらった。

姪は今年の春に卒業し、(これもいつぞやのブログに記したと思う)首都で就職を決めたのであるが、就職先が決まったのが昨年の秋だったので、コロナ禍に巻き込まれる形になったが、意を決し首都で、生活を始めた。
帰郷が困難になった姪のその生活ぶりは、姉から聞くことでしか分からなくなったが、先日LINEで彼女の仕事が形になったと写メ付きで送られてきた。

それは、今年、再開発が進んだ駅に、彼女が携わった広告が大きく張り出されている写真であった。

その場所は、コロナウィルスが、まだ対岸の火事の出来事であった秋口に僕が歩いた場所。
(上京雑記は途中で頓挫してしまった)

そんなところに彼女が手がけた広告が掲示されていて大変驚いた。

多くの人が「絶望」を感じるこんな時代でも、夢を叶えてゆく人たちがいる。
闇が無ければ、光は意味をなさない。たいへんドライな捉え方かもしれないが、それは、「絶望」の対極がなければ、「希望」も生まれないという事かもしれない。

未来を行く若者たちに多幸有らんことを。