今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

誰のために。

2009-05-17 23:18:09 | タラの日記

ようこそ、卯月です。

仕事に疲れて気分転換にパソコンを開けたら、Yahoo!ヘルプセンターというところから「Yahoo!メールご利用の方へ 重要なお知らせです」というメールが来てた。
「メンテナンスで不具合が発覚した」とのこと。このままだと迷惑メールが正しく振り分けられず、必要なメールが削除される可能性もあるので、大至急下記の要領で再設定を行ってください」とあり、手順が書いてあったんだけど、そういうの不得意な私。
読んでも手順がさっぱり飲み込めないので、娘に「ちょっとこれ対応お願い」と頼んだら、いろいろ調べてくれて、「これ、フィッシング詐欺だよ。危なかったね」と。
ええ~、てっきりYahoo!からだと思い込んでたよ。
大変、大変。
みんなも気をつけてね。

今日はHさんのお家に行く予定でしたが、Iさんの体調がよくないのと、お通夜のHさんの様子から、もうちょっと落ち着いてからのほうがいいかも、ということになって、おくやみに行くのは来月に延期になりました。

で、伸び放題の髪をなんとかしたくて、急遽、美容院へ。
お金もないんだけどさ。
でも、気持ちも塞いでたので、髪ぐらい整えてすっきりしましょうということで。
って言っても、伸びた分をカットして、パーマをかけ直しただけだから、大きくイメチェンしたわけではないですが。
すごい風で、雨も降ってたんだけど傘もさせないぐらいだった。
美容院が空いてて助かった。

帰って少し仕事したら、なんだか疲れちゃって。

昨日はカウンセリングで暴言の数々を吐いてしまいました。
先生に直接の暴言ではなかったんだけど、死んでいった夫を責める言葉をたくさん吐いてしまった。
夫を死なせた自分を責めずに、苦しんで死んでった夫を責めた。
「死にたいやつは死ねばいい。同情なんかしない」「どんなにつらかっただろうとか、可哀相だとか、これっぽっちも思わないから。許さないから」
そう言った。
ひどいやつ、と自分で自分が嫌になって、泣いた。
夫をそんなふうにしか言えない自分こそ、死ねばいいと思った。
そんな私を、先生は「純真」と言ってくれた。
診察室を出ても、涙が止まらなかった。
自分が汚くて嫌だった。

私ってこんな人間だ。
きれいごと言って、やさしい人のふりして、本当はこんなに心の狭い人間だ。
私を棄ててった夫を、今も許していない。
「愛している」と遺書に書いていったその「愛」を、「その程度かよ、てめえのは『愛』なんて言わねえんだよっ」と思っている。今も。

mixiで、自殺者の遺族のコミュニティを見つけて、掲示板に行ってみた。
みんな、どれほど死んでった人を愛しているか、その死を止められなかったことを悔いているかを書き込んでいた。
「自殺は弱い人のすること」「死ぬ気になれば何だってできるのに」という世間の心ない見方に憤りを覚える、というのもあった。
最愛の夫を失ったはずの私は、むしろ世間に近い。胸が悪くなった。
私の来るところではない、と思った。
私は自分の居場所を見つけられない。
私は夫を憎んでいる。
人を憎んだり恨んだりしてるうちは、人は幸せにはなれないのだ、と私はたしか本に書いた。
私は幸せにはなれないだろう。
私は「遺族」にすらなる資格がない。

この悲しみは何だろう。
私は、何が悲しいんだろう。
どうして泣いているんだろう。誰のために。
自分がかわいいだけなのだ。多分。

それでも、今、私は悲しい。
誰とも分かち合えない、この濁った悲しみを、どこにも持っていけずに抱えている。