山にハマっているというなごいくさんに「山を舞台にした漫画」をあれこれ借りました。
ものぐさな私は登山(というか、ハイキング)でさえ、「面倒くさい~」の何モノでもないのですが、こうやって読むとなんか心揺さぶられるモノはありますね。
昔、高校の課外授業の一環で「植村直己物語」を見た記憶が蘇ったり・・・
あっでも何故か皆で主演の西田敏行さんではなく、古尾谷雅人さんが出てくるとキャーと言っていた記憶が(苦笑)古尾谷さん演じる登山家が遭難したシーンなんて「古尾谷さ~ん!!」と声援が飛んでいたり・・・何故?
まぁ西田敏行さんでキャーだとそれはそれでビックリだけどさ(苦笑)
そんな事はともかく漫画の一言感想です
「こちら愛!応答せよ」上原きみ子 講談社文庫 全4巻
昔、山で怖い思いをした愛は兄が冬山で遭難したこともあり山が苦手。
何年ぶりかで登った山で出逢った2人の少年。優しく憧れの中尾先輩とクールな北沢くん。その2人が同じ山岳部ということもあり愛も山岳部へ入部することとなるのだが・・・
上原さんらしい、ラブありドラマありの仕上がりです。
まぁ高校女子がここまで出来る?という想いがちとあるが、それでもエンターティメントとしてはさすが。
私は最初から北沢くん派なのですが、ページを追うごとにカッコいいはずの中尾先輩が情けなく見えて嫌だったなぁ。。。あれならただの嫉妬深くて思慮が浅いヤサ男なんですもん。
ラストは2人が亡くなったのか?!上原さんの漫画で珍しいと思ったら思いっきりのサプライズ。
でも冷静に考えればいくら人肌とはいえ、極寒の地であの格好で救助を待つとはそのまま凍死になると思うんだけど・・・と思ってしまった私は夢の無い大人になってしまつたという事なんでしょうか?(苦笑)
![](http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0918%2f09181207.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f0918%2f09181207.jpg%3f_ex%3d80x80)
「岳」 石塚真一 小学館 1~4巻
長野県北部警察署。ここは北アルプスと呼ばれる日本有数の山岳地帯をも所轄している。ハイキングから本格的な登山まで様々な人がこの山々を登るが勿論、不測の事態も起こる訳で、それらの人からSOSを受けた時、救助するするべく山岳ボランティアの島崎三歩に連絡をつけるのだ。
どんな山でも登っていく三歩という青年とは・・・
一話完結式の山岳救助を題材にした漫画。
「山を征服する」という事に目的をおいた漫画が殆どの中、これは遭難者とそれを救助する側を題材にしているが、かえってこちらの方がリアリティがある感じ。
ロッククライミングなどの作品はそれ相応のトレーニングや知識がないとなんとなく「作り物」ぽい感じがぬぐいきれないが、山での遭難は日常どんな人でも起こりうる可能性を秘めている。実際ニュースになるのはほんの一部だそうで、救助が間に合わず亡くなる人、そして遺体すら見つからない人も多いそう。
そんな現実をしっかり組み込みつつ、主人公・三歩が遭難者に必ずかける言葉「よく頑張った」がなんか心に染みます
どんな姿になろうとも帰る場所は家・・・山を見つめ山と共に生きる男たちの想いがちょっとジワリ。
「おれたちの頂」 塀内夏子 講談社 全2巻
邦彦8才の夏、連れられて行ったロッククライミングの練習場で自分と同じ年の少年が華麗にクライミングをしているのをみる。高校入学したその年、恭介と言う同級生にザイルパートナーを申し込まれるが、それはあの岩山を登っていた少年だった・・・
すまん・・・正直なところ、この3作の中ではイマイチ
う~ん、なんていうか、作品に無理がありすぎるというか・・・
いくらなんでも高校生でエベレスト登山隊メンバーに選ばれるのは無理だろう
・・とか、あまりにもツッコミところがありすぎ(苦笑)
巻数のわりに話を世界へ広げたのがいけないのか?!それとも訓練シーンが殆どないのがそう思わせるのか?!
特に秀逸な漫画を読んだ後にこれを読んだから余計そう感じるのかも・・・
他にも「神々の山嶺」を読ませていただきましたが、こちらは一言では語れないので別個に感想をのせますね。
それにしても「山漫画」っていっぱい死人が出るんだけど、痛いの、辛いの、悲しいのが苦手ななごいくさんがハマったのがちと意外(苦笑)
確かに「生きる為の指針」はあると思うけど、結構辛い話が多いわ~
ものぐさな私は登山(というか、ハイキング)でさえ、「面倒くさい~」の何モノでもないのですが、こうやって読むとなんか心揺さぶられるモノはありますね。
昔、高校の課外授業の一環で「植村直己物語」を見た記憶が蘇ったり・・・
あっでも何故か皆で主演の西田敏行さんではなく、古尾谷雅人さんが出てくるとキャーと言っていた記憶が(苦笑)古尾谷さん演じる登山家が遭難したシーンなんて「古尾谷さ~ん!!」と声援が飛んでいたり・・・何故?
まぁ西田敏行さんでキャーだとそれはそれでビックリだけどさ(苦笑)
そんな事はともかく漫画の一言感想です
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「こちら愛!応答せよ」上原きみ子 講談社文庫 全4巻
昔、山で怖い思いをした愛は兄が冬山で遭難したこともあり山が苦手。
何年ぶりかで登った山で出逢った2人の少年。優しく憧れの中尾先輩とクールな北沢くん。その2人が同じ山岳部ということもあり愛も山岳部へ入部することとなるのだが・・・
上原さんらしい、ラブありドラマありの仕上がりです。
まぁ高校女子がここまで出来る?という想いがちとあるが、それでもエンターティメントとしてはさすが。
私は最初から北沢くん派なのですが、ページを追うごとにカッコいいはずの中尾先輩が情けなく見えて嫌だったなぁ。。。あれならただの嫉妬深くて思慮が浅いヤサ男なんですもん。
ラストは2人が亡くなったのか?!上原さんの漫画で珍しいと思ったら思いっきりのサプライズ。
でも冷静に考えればいくら人肌とはいえ、極寒の地であの格好で救助を待つとはそのまま凍死になると思うんだけど・・・と思ってしまった私は夢の無い大人になってしまつたという事なんでしょうか?(苦笑)
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「岳」 石塚真一 小学館 1~4巻
長野県北部警察署。ここは北アルプスと呼ばれる日本有数の山岳地帯をも所轄している。ハイキングから本格的な登山まで様々な人がこの山々を登るが勿論、不測の事態も起こる訳で、それらの人からSOSを受けた時、救助するするべく山岳ボランティアの島崎三歩に連絡をつけるのだ。
どんな山でも登っていく三歩という青年とは・・・
一話完結式の山岳救助を題材にした漫画。
「山を征服する」という事に目的をおいた漫画が殆どの中、これは遭難者とそれを救助する側を題材にしているが、かえってこちらの方がリアリティがある感じ。
ロッククライミングなどの作品はそれ相応のトレーニングや知識がないとなんとなく「作り物」ぽい感じがぬぐいきれないが、山での遭難は日常どんな人でも起こりうる可能性を秘めている。実際ニュースになるのはほんの一部だそうで、救助が間に合わず亡くなる人、そして遺体すら見つからない人も多いそう。
そんな現実をしっかり組み込みつつ、主人公・三歩が遭難者に必ずかける言葉「よく頑張った」がなんか心に染みます
どんな姿になろうとも帰る場所は家・・・山を見つめ山と共に生きる男たちの想いがちょっとジワリ。
「おれたちの頂」 塀内夏子 講談社 全2巻
邦彦8才の夏、連れられて行ったロッククライミングの練習場で自分と同じ年の少年が華麗にクライミングをしているのをみる。高校入学したその年、恭介と言う同級生にザイルパートナーを申し込まれるが、それはあの岩山を登っていた少年だった・・・
すまん・・・正直なところ、この3作の中ではイマイチ
う~ん、なんていうか、作品に無理がありすぎるというか・・・
いくらなんでも高校生でエベレスト登山隊メンバーに選ばれるのは無理だろう
・・とか、あまりにもツッコミところがありすぎ(苦笑)
巻数のわりに話を世界へ広げたのがいけないのか?!それとも訓練シーンが殆どないのがそう思わせるのか?!
特に秀逸な漫画を読んだ後にこれを読んだから余計そう感じるのかも・・・
他にも「神々の山嶺」を読ませていただきましたが、こちらは一言では語れないので別個に感想をのせますね。
それにしても「山漫画」っていっぱい死人が出るんだけど、痛いの、辛いの、悲しいのが苦手ななごいくさんがハマったのがちと意外(苦笑)
確かに「生きる為の指針」はあると思うけど、結構辛い話が多いわ~