すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

巡り巡って

2008年01月02日 | 日々つれづれ
年の瀬も押し迫った31日。
チャイムが鳴ったので玄関に出てみるとお向かいの奥さん。

「今日お父さんいないんでしょ?いつもお魚ありがとうね~これ食べてね」と温かい手作りおでんを戴きました。

釣ってきた魚が食べきれないからお裾分けしていただけなんだけど、こうやって気にかけてくれるのはありがたいこと。
一人での大晦日でしたが心が温かいような気持ちで過ごしました

ウチの町内会は私の親と同世代の人たちが同じような時期に家を建てた町内会。
私が子供の頃はとても活気がありましたが、それから30年。
すでに親たちは定年世代。
子供たちはすべて巣立ち、高齢化を波をモロに感じる地域となっています。

回覧板にもわざわざ「高齢になると雪かきも大変です。雪かきは自宅のみならずご近所も気軽な気持ちでお手伝いしてあげください」なんて書いてあるし。

最寄の駅まで遠いし
バスもJRも1~2時間に1本だし
ちょこっと買い物に行くのでも30分はあるかないとならないし
町は超貧乏の自治体で税金は高いし・・・

若い頃は嫌だな~と思った土地ですが、こういう事があると田舎だけどいい所だよなと思ってしまいます。

全てが支えあって助け合っているんですよね。
そして全てが繋がっている
自分が年を重ねるたびに自分の老後を思い浮かべたりもするのだけど、順番なんだよなとも思う


人は人の中でしか生きていけない・・・


当たり前だけどそんなことん感じた年の瀬でした