かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

台風(12号)去って猛暑の日々

2011-09-17 | 気ままなる日々の記録

 いつまでたっても時速10キロ、中心気圧もそれほど低くないのろのろ台風が、ようやく通り過ぎてくれましたが、紀伊半島に大きな爪痕を残し、その上「台風一過」とは正反対のムシムシの猛暑。連日のニュースが、運動会の練習に励む小学生たちが、熱中症にやられたというもので溢れ、空を見て「どうなってるんじゃ」と嫌みの一言も言いたい気分でした。
 私の菜園も芽を出したばかりの大根と小松菜が息も絶え絶え。そこで取りだしたのがお手製の「散水栓」。

    

 もっとも、わが家の前の畑には通称「畑かん」と呼ばれるものが来ていません。つまり散布しているのは水道水。でも、そんなことは分かるまい、たかをくくっていました。ところが、見ただけで「畑かん」か「水道」か分かる人がいて、少し離れた字(あざ)の人たちの間で、「無茶な人がいる」と評判になっているというのです。それを教えてくれた人に「でも、殆どの家で、花壇に撒いてるのは水道水だよね」といったら、「花壇はいいわさ。でも、畑はいかん」とのこと。そこが難しい。はやく雨が降らぬかと祈るばかりです。(昨夜、雨が降り、ホットしています)

    

 この暑さの中、酔芙蓉が満開です。この酔芙蓉は数年前、“取り木”をした苗を友人から貰ったもので、随分大きくなりました。最近では種を飛ばしているようで、思わぬところに酔芙蓉の幼木が生えていたりします。

    

 台風12号によって倒されたため、未熟なご主人様によって丸坊主にされ、その後、ミシミシと強引に起こされた枝垂れ柳でしたが、工事が終わってから10日が過ぎ、切り口の先端から一斉に芽が出てきました。これで何とか生き返り、来年も見事な枝ぶりを見せてくれそうです。親愛なる枝垂れ柳の生命力に感激。

    

 昨日、白菜の植え替えをしました。左側の写真の手前が植え替え前の苗で、その隣の見える直径7㎝ほどの汚れた黒色ポットに、買ってきた培養土を入れて、そこへ植え替えます。植え替えが終わった苗が一番奥に並べてあります。
 右側の日除けテントは最近買ったものです。本来はレジャー用の日除けテントで、数か月前には海・山・川のスポーツ用品と一緒に売られていたものですが、数日前、店で見たときには半額以下の値段で、園芸用品のコーナーに置いてありました。面白半分に、通りかかったお店の人に説明を聞いているうちに、にわかに「闘争心」が湧いてきて、ついに買ってしまいました。店の人の話だと、確かに良い品でお値打ち、優秀アイデア商品だが、難点は「大人の男が二人以上いないと組立てが困難な点」だとのこと。こうなると私の心の中の悪い虫が動き始めます。構造を調べ、どうしたら一人で組み立てられるかを夢中で考え、出来そうだとなると買いたくなってしまうのです。子どもの積み木遊びと同次元ですが、思い描いた通り一人で軽々と組み立てたときの喜びはまた格別でした。