かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

庭先からの季節の便り

2011-12-06 | 気ままなる日々の記録

久しぶりに「庭先からの季節の便り」をいたします。旅先からの報告や珍しい研究会の報告を重ねている間にも、着実に季節は巡り、我が家の庭先には師走の花々が咲き始めました。一番威張っているのはやっぱり「皇帝ダリア」ですが、やはりどこか寂しそうです。

このころ、赤い実といえば「南天」と「ウメモドキ」です。今年はウメモドキの実着きが良く、あまりにすごく小鳥も寄り付かない程です。右が「南天」左が「ウメモドキ」です。

       

年の瀬といえば「サザンカ」。花壇の生垣にサザンカ植えてからもう20年にもなりでしょうか。毎年厭と言うほど咲いてくれます。

       

今年も「スズメバチの巣」を見つけました。昨年とは正反対の南側花壇の生垣の中です。もっとも「見つけた」と言うより「丸見えになっていました」と言うべきでした。スズメバチが巣をつくったサザンカの木が突然枯れ、葉を落としてしまったからです。サザンカは原因不明の突然死をよく起こすとのこと。スズメバチもとんだ災難に遭ったものです。

       

左の写真は、頂いた稲藁を乾燥させるために作った「ハザ」です。子どもの頃は、何段にも重なった「ハザ」がどの家にも沢山建てられていて、農村のこころ和(やわ)らぐ冬の風物詩でした。確か、モミが付いているときも付いていない時も「ハザ」と呼んでいたような気がします。今も私はこれを見ていると心が和(なご)みます。

 冬季に庭仕事も始めました。上は北側の生垣で三つの面(北側の面と南側の面と地面に平行な上の面)の剪定を終わったところです。生垣のこの部分だけ刈り落とした槇を掃き取りません。このまま土にして、やがて次の命の栄養になるだろう、ということです。下の写真は「クロガネモチ」の木で、毎年このように剪定しています。この木はもう一本大きなヤツが裏にあります。

 次回は「湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺)」の紅葉の報告をする予定です。