かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

霜の朝

2012-12-14 | 気ままなる日々の記録

 12月14日朝、ああ今日は“吉良邸討ち入りの日だ”などと思いつつ起床。あれは旧暦だからまるで季節が違うと云うべきだけれど、確か、討ち入りは14日未明だったよな、間違っても14日深夜ではないはず、などと独り言。庭に出たら今季初の大霜、外気はピ~ンと張りつめた冷さだったが、スキー場のように空気が美味い。菜園に足を延ばせば朝日を浴びて霜がキラキラと輝いていた。
    

 可愛い野菜たちが頑張っていて健気に見える。今年はなぜか虫害も少なくどの野菜もおおむね豊作で毎夜鍋を賑わせている。来春の摘み菜もよく耐えていてくれる。

             

             

 今日は久しぶりの快晴。早朝の空に雲一つない。放射冷却が見事な霜の芸術を造ったようだ。カメラをぶら下げ裏へ廻った。

             

 

 木陰にまだ残雪のある我が家の裏庭、赤や黄の実たちが盛んにおしゃべりをしているようだった。南天に千両に夏みかんだ。夏みかんは数年前に植えたもので、まだ小さな木だが食べきれないほどよく生(な)る。この実から市販のものに負けない程のジャムができるようになったとかで、苗を植えた。木が若くて年に数個しか生らなかった頃はよく作ってくれたが、沢山生るようになったら作らなくなった。ジャム作りはなかなか手間のかかる作業らしい。