かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

ここ数日柿の剪定に熱中していました。

2012-12-22 | 気ままなる日々の記録

 寒波が来たり、雨や雪の予報が出たりで、連日年末らしい慌ただしさでしたが、その隙間を狙って、私は、ひたすら柿の剪定に邁進していました。今年は豊作でしたので、その分来年は裏作ということになりますが、それでも“よく面倒を見てやって”来年も沢山収穫しようという魂胆です。

             

 右が剪定前、左が剪定後です。実生の柿の木に富有を接ぎ木した「若い木」で、理想の形(傘を広げて180°回転した形)に仕上げようと張り切っています。

             

 右が「富有」、左が通称「御大典」(昭和天皇が即位したとき記念樹として配られた柿の木:たぶん富有系)です。梯子を下りて見上げると、また「切らねばならない枝」が目につき、際限がありません。

             

 師匠にご指導を仰いだら、「もう少し落としてもいいのではないか。特に“徒長枝”のような枝は上を落としたほうが……」ということだった。「柿の実は、その年に伸びた枝に付く」とのことでした。もう少し手を入れます。

 お詫び : 先回のブログで、「12月14日赤穂浪士吉良邸討ち入り」に関して、「討ち入りをしたのは多分14日未明であったでしょう」    
        と書きましたが、正しくは「討ち入ったのは14日の夜更け、引き上げたのが15日朝」でした。

        弁解の弁。江戸時代は「一日の終わりは日没。夜は一日(翌日)の始まりであるという感覚があって、結婚式などの祝い
               事は全て夜行われた」という話を、どこかで読んだ記憶があり、その感覚が邪魔をしたようです。
        映画『夜明け前』 (島崎藤村原作)が上映されたのは昭和30年ごろだったでしょうか。滝沢修が演ずる「狂気した半蔵」
        は、名演技でしたね。映画の前半で半蔵の結婚式が盛大に行われていましたが、全ては蝋燭と行燈の光に照らされた
        夜でした。