gooブログから、1年前の「蛙の呟き」が届きました。ほとんどが朝日新聞のパクリで恥ずかしいですが、
それだけ熱心に新聞に目を通しブログのネタを探していたということであり、
懐かしく且つ又愛おしくもあります。コピーによる再度の掲載をお許しください。
うろ覚えで恐縮ですが鷲田さんは京都大学の哲学科の院をご卒業で,
当時大阪大学の学長さんだったと思います。
こうした、教養あるジョークがスッカリ亡くなったのは淋しい限りです。
日本を情けない国にしないよう、
文科省は本腰を入れてハンドルを切り替えて貰いたいと思います。(T)
以下斜体字の部分は朝日新聞4月11日号の
「折々の言葉」にあった文である。」
筆者は鷲田清一氏であった。
《身体髪膚之父母受敢毀傷孝始也(しんたいばつぷこれ父母に愛く。
あえて、きしょうせざるは、孝のはじめなり。本文縦書き。)
《中国の古典『孝経』の一節)これを受けて
「寝台白布之を父母に受る敢て起床せざるは孝の始め也」
《身体髪膚之父母受敢毀傷孝始也(しんたいばつぷこれ父母に愛く。
あえて、きしょうせざるは、孝のはじめなり。
本文縦書き。)《中国の古典『孝経』の一節)
これを受けて「寝台白布之を父母に受る敢て
起床せざるは孝の始め也」
と墨書して自室の扉に貼っていた輩(やから)がいた。
要するに昼寝している訳だ。
《読みはこのブログの編集者)
この雰囲気大いに気に入った。
洒落に教養がにじみ出ている。
(註:身体→寝台。髪膚→白布。
毀傷→起床。)
書く方も読む方も相当の教養が無いとこのジョークは成立しない。こうした学風は戦後新制になって何処の学校からも消えた。戦後アメリカに押しつけられた、学制改革の大失点であると思われます(T)。
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