朝からいそいそと文書を読み始めた。
学生時代からの友人が面白い雑誌の記事をコピーして送って呉れたものだ。その雑誌は「ボイス」がほとんどである。新聞だけ読んでいると例の寄って我が国の危うさが気になって落ち着かないが、ボイスを始め、会財界の人々が読んでおられる雑誌になると、さすが、世界的な視野に立っての評論であるから安心して読んでおられる。
夫《三浦朱門氏)を亡くされた租野綾子氏の随筆「忘れるための日々」もなかなか良いしし、中国人評論家「なぜ中韓は何時までも日本のようになれないのか」も面白い論考である。 トランプ大統領の出現によって急に波風が立ち始めた我が国を取り巻く国際情勢についての分析も面白い。我が国の新聞を中心とする論調は昭和10年代と同様世界的にみるといかにもオロカでピンボケなことが、多い。日本人は誰が何と言をうと自分はこう思うと自己主張することを嫌う。右顧左眄し皆と同じ意見であろうとする。これが、大きな過ちになる昭和10年代の愚かな選択が第二次世界大戦へと向かうし、長崎・広島の悲劇を招いた。
昨今の北朝鮮との対応も日本政府はどういう作戦でいるのか、一向に分からない。米国がトランプ大統領になってこの問題について日本政府の見方を問うようになって、慌てている感がある。各国の日本大使館はなにをしているのだろう。憲法をまだ後生大事にして、日米安保協定こそが我が国の安全保障せいさくだというのだろうか?(T)
散歩道で 金柑。
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