日本の古来から使われてきた「七十二候」によると、昨日八月八日は「涼風至る」で涼しい風が初めて吹いてくる頃だといいます。
朝夕のちょっとした風の中に秋の訪れを感じさせると云います。
「涼風」(りょうふう)を「すずかぜ」と読んで俳句の世界では晩夏の季語だそうです。
こうした日本人独特の季節感に満ちた言葉を大切にし次の世代にも伝えるべきだと思うのだがどうだろう。
義務教育の学校でキチンと教えて、何千年もこの地に住み移ろう季節を慈しんだ先輩たちの言葉と感性を次の世代に渡したいものだ。
酷暑と極寒しかないアメリカ大陸やヨーロッパ大陸の人たちの真似ばかりすることが文化的ではなかろう。
子どもの頃母親から日没を「綺麗な夕日だねえ」と教えられた子供こそ豊かな感性を持つ人になるときいたことがあります。俳句に見られる季節感あふれる感性は日本人の誇るべき特性で大いに若い世代に伝えたいと思う。(T)
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