鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3579回】 各職種別に実務以外にやるべきことを見える化する

2020年10月17日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社では、営業・設計・コーディネーター・監督と

主に4つの職種に分かれて、社員さんは仕事をしています。

(この他に総務経理、アフター、積算などの部署もありますが)

 

自社の家をデザイン面、性能面でより良くしていくこと。

コストを下げること。

クレームが出ないよう、細部の収まりや部材を見直すこと。

工期をより短縮すること。

施工ミスの発生率を下げるために図面を改善したり、

着工前の確認の制度を高めること。

 

などなど、設計・施工面で改善すべきことは山のようにあります。

 

一方、集客・営業面でも、

お客様が自社のいろんなことを理解しやすいよう、HPを改善する。

来場予約がしやすいよう、LPを改善する。

インスタ広告の精度を高めるため、バナーを改善する。

初回接客時の満足度を高めるため、おもてなし方法を改善する。

他社と自社の違いを理解してもらいやすいよう、

比較ツールを改善する。

 

などなど、これまたやるべきことが山積みです。

 

目の前のお客様の実務以外に、

各部署が仕事の品質を高めるために

やらなくてはならないことが多々あり、

それらを一度に取り組めるほど、時間はありません。

 

ということは、実務以外にやるべきことを計画的に、

この1か月、3カ月、半年で何に取り組むのかを

事前に決めておかなくてはならないのですが、

その整理が出来ていない住宅会社が、

あまりにも多いような気がします。

 

実務以外に取り組むべきことを

部署別に整理することができていますか?

 

そしてそのやるべきことの優先順位づけができているでしょうか?

 

実務だけをして満足してしまう人は、

リーダーや管理職にはふさわしくありません。

 

常に仕事の品質を高めるために、

実務以外にやるべきことがある、と認識したいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする