鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4304回】 着実なブランディングの結果

2022年10月12日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

出会ってから15年と、かなり古いお付き合い。

 

お付き合いがはじまった当初、

モデルハウスは無く、

とにかく見学会を開催して見込みのあるお客様と出会い、

そのお客様に対してどのように営業していくのか、

ということをアドバイスさせていただいておりました。

 

当時は地域内における認知度も高くなく、

組織として一枚岩になれていませんでした。

 

設計さんも監督さんも、安定していなかったです。

 

専務(現社長)と奥様は、

いろんな問題を抱えておられるのに、

明るくかつ真面目に仕事に向き合っておられました。

 

そんな中、商品を高性能化し、

運命的に素晴らしい監督さん、設計さんを採用でき、

ご自宅をモデルハウスとして建築し、

お客様を案内し、体感していただけるようになりました。

 

見学会で出会ったお客様を自宅兼モデルハウスに案内し、

気に入っていただいて商談に入る、という型ができました。

 

そしてその次のステージに行くために、

旧オフィスを解体し、事務所兼モデルハウスに建て替える、

ということを提言させていただいたのですが、

忙しさを理由に、2年以上、停滞しておりました。

 

で昨年、モデルハウス兼オフィスがようやくOPENし、

そこに合わせてHPもリニューアル。

 

メイン道路沿いに洗練されたモデルハウス兼オフィス。

 

ブランドイメージも間違いなく向上する、

と確信していたのですが、とにかく社長と奥様が実務で忙しく、

定期的に情報発信ができなくなり、

私のイメージと異なる手ごたえだったのですね。

 

で、広報とコーディネーターさんを採用していただいたのですが、

このスタッフさんたちが非常に優秀かつ人間性も抜群で、

SNSの発信の量と質が劇的に改善されたのです。

 

そして地域内で確実にブランドイメージが向上したのです。

 

そんなクライアント様が、いよいよ営業マンを採用する、

ということで採用募集をかけたのですが、

営業職なのに16名も応募があり、

その方たちの最終面接に昨日、立ち会わせていただきました。

 

最終選考に残った皆さん、

本当に魅力的で素晴らしい方だったのです。

 

最終選考に残らなかった方の中にも

素晴らしい方がたくさんおられたそうで、

ブランディングがしっかりとできている会社だと

本当に素敵な方たちが応募してくれるのだな、と

改めて実感しました。

 

そして最終選考の中のお一人が

もう衝撃的にイケ過ぎていて、

住宅会社としてまた次のステージに

進むことが確定した1日となりました。

 

住宅会社のブランディングは、

 

「商品→HP→SNS→モデルハウス・オフィス」

 

の順で行うと有効だよなぁ、と改めて感じております。

 

ちなみにこの冷え切った今、

見学会もされていたのですが、

新規11組、合計23組の来場と、

これまた見事な数字で、

ほぼ商談に進んでいるそうです。

 

皆さんの会社は正しい順序でブランディングができているでしょうか?

コメント
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