営業マンでも現場監督でも同じなのですが、
住宅会社で仕事をするには、
社外のいろんな方とコミュニケーションを取る必要があります。
営業マンであれば、お客様はもちろん、
金融機関であったり、不動産業者さんであったり、
司法書士さんであったり・・・。
現場監督の場合だと、職人さんや協力業者さんだったり・・・。
そしてそれらの方とのコミュニケーションの手法は、
以前は電話一択だった訳ですが、
今の時代、LINEや他のアプリ、e-mailだったりする訳です。
こちらが伝えたいことを相手に分かりやすく伝えられる。
相手の理解力であったり、相手の知識レベルを考え、
相手の方が理解できるような言葉を用い、
文章を組み立てて、伝えたいことを伝えられる。
こういう能力が無いと、仕事はチームとしてスムーズに進んでいきません。
私の周囲には全くいないのですが、
住宅業界を転々としている人の中には、
面と向かってのコミュニケーションは、
一見、それなりにできるのですが、
細かい部分を正確に誤解無く伝えることが
全くできない方も存在するようです。
細かな部分を誤解無く相手に伝えるには、
書面でもって詳細を具体的に記す必要がありますが、
この際の伝えたいことを言語化できない方が、
実はそれなりに存在する、ということを知りました。
誤字脱字が多い。
要点を箇条書きで整理して伝えられない。
やたら文章が長い。
句読点を正しく使うことができない。
(↑こう書くと、自分も当てはまっている気が・・・汗)
口八丁手八丁で、浅いレベルのコミュニケーションは得意だが、
深いレベルで細かなコミュニケーションとなると、
全くできないレベルの方を営業マンで雇用したら、
契約後、トラブル続きになります。
相手に伝わりやすい言葉を組み立てられない人が
現場監督をやったとしたら、
職人さんに正しい情報が伝わらず、
誤った施工をされてしまい、無駄なコストが流出します。
だから業界経験とかよりも、
相手の立場に立って考えて行動できる客観性と
読み書き能力は、最低限、必要なのです。
なので採用の際、面接だけでなく筆記テストを行うことは
絶対に欠かせないのです。
皆さんの会社では、面接と適性検査だけでなく、
読み書き能力をチェックするためのテストを用意してますか?