鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4952回】 全てはこちら次第

2024年07月21日 | 人として
旅人と老人の話をご存知でしょうか?

旅人A・旅人Bがある街を訪れるのですが、
その街の入口に老人が立っているんですね。

旅人A・Bがその老人に質問します。

「この街はどんな街ですか?」

すると老人が逆に質問するのですね。

「あなたがここに来る前に居た街はどんな街だった?」

旅人Aは「いや、最悪の街でした」といい、
旅人Bは「とても良い街でした」と答える、という話です。

この話のオチは、旅人AもBも、前に居た街は同じ、という点。

すなわち、良い街と悪い街があるのではなく、
良いところを見る目を持っているか、
悪いところばかり見えてしまう目を持っているか、
の違いである、ということです。

この話にとても似た体験を昨日、私はしました。

足がパンパンに腫れる、大人の病気(痛風です)が発祥している私。

昨日の夜中、あまりの痛さに目が覚めました。

通常だと、夜中に目が覚めれば、
そのまま仕事モードに突入するのですが、
昨日はあまりの激痛に、仕事どころではありませんでした。

時間の経過と共に、痛みが増していき、
限界を超えたので、生まれてはじめて救急車を自分で呼びました。

ホテルの部屋まで救急隊員の方が来て下さり、
救急車で夜間病院に運んでいただいたのです。

到着した病院で、医師の方や看護師の方が、
本当に親身になって診て下さり、
注射を打ってもらい、10分もすると耐えられる痛みに治まり、
更にはお薬も出して下さいました。

私はただひたすらに、
たかだか痛風でお手を煩わせてしまい、本当に申し訳ありません、
という気持ちでドクターや看護師の方に接しておりました。

そして痛みが引いてきたので、心からお礼をお伝えすると、
なんとホテルまで帰るタクシーを呼んで下さっていたのですね。

「なんて素晴らしい方たちなんだ!」

と私、感動し、心からの御礼の気持ちをお伝えし、
タクシーでホテルに帰ったのですね。

そしてこのことをクライアント様にお伝えすると、
どうやら私が運ばれた病院の評価は地元の方から最悪なようで、
GoogleMapでの評価は2.1だったのです。

私個人の評価はもちろん、5.0です。

対応が良いスタッフさんかそうでないか、
良いお客様かそうでないかの違いは、
こちらの態度や気持ちにあるのかも、
と思った出来事でした。
コメント
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