鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5034回】 やって見せるコンサルタント

2024年10月11日 | 住宅コンサルタントとして
コンサルタントに転職した当時、
経験も実績も無かった私。

周囲には、とにかくチラシを書かせたら
芸術的なくらい上手な方がたくさんおられました。

大半の方が「チラシ制作」「集客」を自分の強みとして
仕事をされていたのですね。

自分は周囲の方とは異なる強みをつくった方がいいな、
と直感的に感じ、いろんな住宅会社さんのニーズを
いろいろと探っておりました。

当時はまだまだ営業に関するノウハウが体系化されていなく、
いろんな会社の営業ツールも揃っていなかった。

そこで私は、営業力強化を自分の強みにしようと決めました。

いろんな住宅会社さんにお客様のフリをして調査に行き、
音声を録ってそれを文字化し、マニュアルとしていったのですね。

そして優秀な営業マンの営業トークや流れを理解し、
それを自分もできるように練習を重ねました。

そしていろんな住宅会社さんの経営者の方には、

「私の強みは、ただ理論理屈を並べるだけでなく、
御社のスタッフさんの前でやってみせることができることです」

とお伝えし、たくさんの依頼をいただき、
経験を積むことができたのですね。

今から10年以上前は、
土日と言えばクライアント様と一緒に現場に立って、
実際のお客様を接客しまくっておりました。

ところが、一緒に売り場に立っていると、
クライアント様の営業さんの打席を奪うことになるのですね。

各社様がしっかりと営業手法を理解していただいたことと
順調に成長され、営業スタッフも増えたこともあり、
クライアント様の現場で「やってみせる」機会はゼロとなりました。

ところが、ここに来てまた再び、実際の営業を

「やって見せて欲しい」

という依頼をいただく機会が出てきました。

まあ現場に出てでは無いのですが、
実際に営業スタッフさんを前にロープレで
実践して欲しい、という依頼です。

50を超えたオッサンなので、
爽やかさは1ミリもありませんが、
接客や商談のポイントを実際にお見せしながら、
深く理解していただけるようにしたいと思います。

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