高性能な家を建てられない会社。
社員さんがやりがいを感じられない会社。
新卒や未経験者を育てられない会社。
SNSやYouTubeでコンテンツを発信できない会社。
OB様や協力業者さんに評判が良くない会社。
こういう会社の淘汰がほぼほぼ済んだ現在。
住宅業界には既にレベルの高い会社しか残っていません。
このレベルの高い会社同士の戦いになっているのが現状です。
真のレベルの高い会社は、
商品ラインアップや仕様をすぐに見直し、
自社の弱点を秒で改善してくるので、
現時点でその会社に対し、勝率が良かったとしても、
半年後には負ける割合が高くなり、
気づけば勝率が大きく下がっている、ということも起こり得ます。
こういう競争に勝っていこうとするのであれば、
とにかく変化に即適応できる組織をつくっておくことと、
日頃から地力をとにかくつけておくことが欠かせません。
今、おそらく日本で一番の強敵である住宅会社に対し、
勝率を高めるためのいくつかのご提案を
弊社のクライアント様にご提案させていただいたのですが、
まあ提案するこちらは簡単なのですが、
それを実践していくクライアント様は大変な訳です。
どの部分であのライバル会社に勝つのか?
そのためにどういう準備をしていただかなくてはならないか?
そしてどういう武器を揃え、どういう教育を営業さんにしていくのか?
自社の家づくりのどういう部分を改善改良していくべきなのか?
営業さんだけでなく、設計や監督を巻き込んでの改革を
ここ数か月でおこなうご提案をさせていただいた訳ですが、
この面倒で手間とお金がかかる改革をするには、
日頃からの地力の向上が欠かせないのですね。
長年にわたり、コツコツと地力を高めておられたからこそ、
こちらとしてもご提言できる訳ですし、
お伝えしたことをちゃんと消化していただけるのです。
地力が低い会社の場合、
お伝えしたことが頭では理解できるものの
実際に実務に落とし込んだり、
社員さんへ教育し直したり、
日々の情報発信の変更などがおそらくできないでしょう。
こういうレベルの戦いになることは、
10年以上前から想像していたものの、
昨年あたりから一気にスピードアップしました。
マーケティングにしても、
商品開発・改良にしても、
営業手法やツールの改善にしても、
社員教育にしても、
スピード感を持って常に変更していかなくては、
すぐに置いていかれる時代です。
地力をつけていない会社はここ5年以内に退場させられるでしょう。
そうならないように、コツコツと地力を高めていきましょう。