鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5021回】 能力よりも「スピードと行動量」の方が重要

2024年09月29日 | 住宅コンサルタントとして
ビジネスで成果を出す上で、
もちろん能力は重要ですが、
能力で全てが決まる訳ではありません。

というか、結果を出し続けている会社に共通するのは、
能力よりもむしろ「スピードと行動量」だと思っています。

昨日お伺いしていたクライアント様は、
今期の2024年度も非常に好調です。

お客様の来場数も好調。
紹介発生数も、接客契約率も、
年々数字が上がっているのです。

県内ナンバー1の住宅会社で、
前年よりも来場数や契約数が上がっている会社は、
今年は非常に少ないと思うのですが、
見事に前年を上回る成果を出されているのですね。

で、このクライアント様、
個々のスタッフさんはどれくらい優秀かというと、
弊社の他の優秀なクライアント様のスタッフさんと比較すると、
ほぼ同じだと個人的に思っています。

むしろ、このクライアント様のスタッフさんよりも
優秀なスタッフさんは、
弊社の他のクライアント様にたくさんおられます。

だから能力という点で、特別凄いレベル、ということでは無いのです。

このクライアント様が圧倒的に優れていると思うのは、
とにかく決定したことを実行に移すスピードと、
基本的な業務の量をこなすレベルがハンパないということ。

スピード感が圧倒的な量をこなせている要因かと思います。

例えば来場されたお客様への
来場後へのアプローチであったり、
土地を探し、紹介するスピードであったり、
売却型のモデルハウスを企画し、建てるスピードなど、
とにかくこれらのスピード感、量感が圧倒的に優れているのです。

能力も大切なのですが、
それよりもスピードと量が重要である、
ということをいつも教えていただいております。

というか、そもそも私自身、
コンサルタントになった時点での能力は全く低かったですが、
圧倒的なスピードで量をこなし続けた結果、
今の現状があるのです。

能力が高く無くとも、スピードと量で
凡人でも十分、戦えるのです。

皆さんの会社のスピード感、行動量は、
一般的な住宅会社よりも優れていますか?
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【第5022回】 オンオフの切り替え

2024年09月29日 | 人として
能力が人並み以下だと自分を理解している私は、
仕事において、とにかく量をこなすしかありませんでした。

前々職の営業マン時代も、
前職のコンサル時代も、
そして起業後も、
上司や同僚、後輩、そしてお客様から
「よく働くね」と言われることが多かったです。

体力的にはおそらく人よりも圧倒的にあって、
1か月休まなくとも体は持ちますし、
そもそもショートスリーパーで、
夜中1時~3時くらいには目が覚めてしまうので、
そこから仕事をずっとしています。

また、年間のホテル泊が240日程度で、
毎日かなりの距離を移動していますので、
これもクライアント様から

「よく体力が持ちますね」

と言われるのですが、
まあ体力くらいしか取り柄が無い私は、
体力的に盛ってしまうのです。

ただ、体力的にも精神的にも、
ある日突然、やる気が全く出なくなる時が
稀におそってきます。

実は自民党総裁選で、
高市早苗議員が破れてしまったことで、
私自身は一気にやる気がなくなってしまい、
しかも外部から情報を一切入れたくなくなりました。

そこでパソコンとスマホとテレビを一切、見ない、
という時間の過ごし方をしばらく選択しておりました。

そして、マッサージに行ったり、
昼間からお酒を飲み、酔っぱらって昼寝をしたり、
アマゾンで大人買いをしていた漫画を読んだりと、
まあクライアント様にはとてもお見せできないような、
怠惰な生活をしておりました。

そうなんです。

たまにやる気が出ない時には、
もう本当に何もしなくなるのですね。

これを数日間やると、なぜか危機感が自分の中に芽生え、
猛烈にやる気が出てくるのですが、
自分の体質を分かっているので、
とにかく休む時は本当に何もしないのです。

こうして体力的にも精神的にも限界を超えないよう、
上手に切り替えを行っています。

皆さんはオンとオフの切り替え、上手にできていますか?
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