鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5014回】 自分だったら、どんな人(会社)に頼みたいか?

2024年09月21日 | 住宅コンサルタントとして
どうやったら、もっと売れる営業マンになれるのか?

どうやったら、我が社はもっと受注が上がるのか?

商売がうまくいっていない人ほど、
自分の視点でしか物事を見ていません。

センスのあるビジネスパーソンや経営者ほど、
お客様の視点で物事を見ています。

服を買うにしても、
食事をするにしても、
家を建てるにしても、
お客様はいくつかの候補のお店の中から
最終的に1つのお店や企業に絞って、
購買先を決定します。

お客様はどういうお店を最終的に選ぶのだろう?

自分がお客様だったら、どういうお店で買いたいかな?

今の我が社は、自分が買いたいと思うお店になっているか?
自分が買いたいと思う商品を置いているか?
自分が買いたいと思う品質や価格か?
自分が買いたいと思う接客ができているか?

このように考えながら、自分たちの現状と
自分だったら買いたいと思う理想の状態との差を明確にし、
理想の状態に自店を変えていくことを実行します。

更に自分がいろんなところでいろんな消費活動をして、
消費者としての自分の感性を磨いていきます。

こういう売り場だと、心を動かされるな!
こういう接客をされると買いたくなるな!
こういう価格だと、買う気が失せるな!

などなど、いろんなことを発見していって、
より洗練された商売ができるようになっていくのです。

自分がお客様だったとしたら、
自分のお店や会社を購買先として選ぶだろうか?

自分に選ばれるようなお店・会社をつくることが
まずは自店・自社改革の第一歩です。

まずはそこをクリアしたいものです。
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