ライバル会社で何で勝つか?
価格力?
商品力?
デザイン力?
性能?
提案力?
保証?
総合力?
どの領域でライバルに勝つのかを決めることは、
実は非常に重要だと思っています。
個人的に商品力でライバルに勝とうと思っても、
必ずライバルに真似をされると思っています。
厳密にプロの目で見れば、
自社とライバルの差は明確にあるのですが、
素人のお客様はそこまで本質を理解できない。
例えるなら、鰹の出汁を取るのに、
荒節と本枯節を使った場合、
プロの料理人さんは違いが分かるでしょうが、
素人だと両方美味しく感じ、違いが分からない、
ということと同じです。
ですから、商品面での差別化をしたとしても、
それは基本、追い付かれると思っておいた方が良いのです。
(性能・デザイン・仕様などで差をつけ続けるのは難しい)
では何で差をつけるのが良いのか?
弊社の基本方針は、
「圧倒的な人間力で差別化する」
です。
この人間力で差をつけることに取り組むことが、
ライバルに気づかれることなく、
確実に差をつけることにつながると思っています。
では人間力で差をつけるとはどういうことか?
それは、お客様に対する気遣いやおもてなし、
それから情熱や誠実さでライバルを圧倒する、ということ。
お客様の幸せや満足が、
自身のやりがいや楽しさにつながる感性を身につける、
ということ。
この人間力を身につけることができれば、
ライバルより商品力が多少、劣っていたとしても、
お客様に選んでいただけることが増えますし、
何よりこうした人間力を身につけている人は
とにかくお客様に喜んでいただくためなら頑張れるので、
とにかくビジネスパーソンとして成長していくのです。
なので長期戦で考えれば、必ずライバルに勝てるようになる。
もちろん、商品力を磨くことも
マーケティング力を高めることも大切です。
でもそれよりも、人間力を高めることを
弊社は推奨させていただいるのは、
こうした考えからなのです。