鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5036回】 自分の頭で考えるクセを

2024年10月13日 | 住宅コンサルタントとして
スマホが普及して、
欲しい情報にはすぐにアクセスできるようになった今、
自分の頭で考えずにすぐに調べる人が
明らかに増えているような気がしています。

問題が起こったり、分からないことがあると
すぐに検索する。

それ自体は悪いことではないのですが、例えば

「どうやったら目標を達成できるのか?」

といったことや、

「どうすれば自分は成長できるのか?」

という問いに対して、
深く掘り下げて考えることができない。

そして

「私にはこれが限界です」
「この仕事を続ける自信がありません」

というようなことを会社や上司に言ってくるのです。

そう言ってくるのは、能力の問題ではなく、
問題が発生した時に
どうやったらその問題を解決できるのか、
ということを考えられない思考力の問題だと思います。


例えば営業マンの場合。

どうやったら、お客様に選んでいただけるのか?

どういう説明をしたら、あの会社と競合した際に、
自社との差を理解していただけるのか?

どうやったら、商談途中で
お客様と連絡が取れなくなることをゼロにできるだろうか?

そもそも、今、優秀な営業マンは、
どうやって過去、こうした問題をクリアしたのだろう?

あの人とあの人に聞いてみよう!

というように、自分自身の問題を
自分の頭で考えて解決のために行動していくことが、
自身の成長につながるのです。

自分の頭で考えるクセづけ。

皆さんはできているでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする