鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

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【第3033回】 反抗期の子どもとの接し方

2019年04月20日 | 住宅コンサルタントとして

我が家の子ども達には反抗期が多少ありましたが、

おそらく一般的な家庭から比べると大したことは無かったと思います。

(ちなみに私、自分の親とはかなり激しくやり合いました・・・)

 

私自身、親から「○○やれ!」と押し付けられるのが嫌だったので、

自分の子どもにはしない、と決めておりました。

 

そして子どもが小さい頃から意識していたのは、

子どもに自分で考えさせたり、決断させたりすること。

 

基本的な躾の部分、

例えば「おはよう」「おやすみなさい」「いただきます」「ご馳走様」

「行ってきます」「お帰りなさい」「ありがとう」という挨拶、

そして靴を揃えるということは、徹底させましたが、

それ以外の部分は全て子どもに考えさせ、決めさせる、

というように育ててきました。

 

例えば、進路のことや勉強について。

 

勉強していい学校に行くと、どんな人生が待っているのか?

逆に勉強しないでいると、将来、どんなリスクが待っているのか?

 

これを子どもに分かりやすく説明し、

「自分でどうするか決めなさい」と何度も問いかけてきました。

 

結果、我が家の子どもたちは、

 

「俺、アホにはなりたくない」

 

と自分で決断し、塾に通うことも自分で決め、勉強しました。

 

そして中学受験をして合格し、

中高大と一貫して私立の学校に通っておりました。

 

中学入学後は塾にも行っていませんが、

結構良い成績だったようです。

 

もちろん、「勉強しなさい!」「宿題やったか?」なんてこと、

一度も言ったことありません。

 

子ども達は、自分で考えて勉強をしていました。

宿題や提出物もしっかりと期日を守ってやっていましたし、

部活も最後までやり切っていました。

 

たまに反抗的な態度を取ることもありましたが、

そういう反発も無い方がおかしいよな、と

私も家内も余裕を持って見ていましたし、

そういう反抗的な言動の時も、

 

「お父さん、お母さんは、そういう育て方をしたかな?」

 

と投げかけをして、自分で考えさせることしかしませんでした。

 

結果、親子の衝突といったことが一度も発生しませんでした。

 

ただ、この子育て方法で重要ポイントがあります。

 

それは、子どもに考えさせるには、

こちら側の質問力が重要だということです。

 

ここぞというタイミングで、子どもが自ら立ち止まって考える。

そういう質問をするには、親側がかなり勉強していないといけません。

 

質問力を上げるということは、結構親側が勉強していないと無理なのです。

 

更に子どもよりも親が人間的にかなり成長していないと、

子どもの言動にいちいち腹を立てることになるでしょう。

 

すなわち、子どもが反抗期を迎える前に、

親がしっかりと成長しておくことこそが、

子育てをする上で重要なのではないか、と

個人的に思っています。

 

親自身が日々、勉強をすることで、

仕事も子育てもうまくいく。

 

個人的に本当に思います。

 

だから大人になっても、いろんなところに足を運び、

いろんなモノを見て、触れて、感じる。

 

いろんな方の本を読んで良い部分を取り入れていく。

 

こういう勉強をしなければならないのです。

 

親が勉強するからこそ、子育てもうまくいくような気がしています。

 

日々、勉強を継続していきたいですね。

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