鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5050回】 感性を磨く

2024年10月27日 | 住宅コンサルタントとして
感性を磨くことは、
一流のビジネスパーソンを目指す上で
欠かせないことだと思います。

感性とは、あるものを見たり、
ある出来事を体験した際に、
そこから本質的な部分を感じ取る能力だと
個人的に定義しています。

例えば、あるイベントを企画し、実行したところ、
お客様の来場が目標の60%しか無かった。

その原因はどこにあるのか、という分析が
感性の低い方の場合、できなかったり、
非常に浅い分析しかできないのですが、
感度が高い方の場合は、広告デザインが悪いとか、
そもそも企画の主旨がターゲット層のニーズに合っていないとか、
情報発信の媒体選定のミスとか、
情報発信の時期が遅すぎるとか、
いろんな切口で分析できる、ということです。

この感性が高いか低いかは、
ビジネスの世界でも非常に重要だと思います。

私が今、読んでいる本の著者、鈴木智之さんは、
その著書の中でこうおっしゃっています。

「感性があれば、それに付随して、さまざまな能力が養われます。
観察力、洞察力、予知能力、決断力、判断力、責任感、向上心、克己心」

鈴木智之さんは、アメフトを日本に広めた功労者であり、
アメフトの選手として、指導者として大成功された方ですが、
スポーツの世界でも、感性は頂点を目指す上で欠かせない、と
おっしゃっておられます。

そしてこの感性を磨く上で重要なのは、

「素晴らしい風景や絵画を見る」
「素晴らしい音楽を聴く」
「素晴らしい料理を味わう」

というようなことで、こうしたことが感性を磨く栄養となる、
ということもおっしゃっておられます。
(鈴木智之著:勝利者より引用)

同じものを見ても、同じことを体験しても、
そこから何をどこまで感じられるのかは、
人によって本当に大きな差があります。

この感じる力が感性です。

感性が高い人は、同じものを見ても、
より多くのことをインプットできるし、
それがアウトプットの量と質につながります。

だから感性は磨いた方が、絶対に良いのです。

皆さんは、感性を磨くことができているでしょうか?

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