鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5048回】 超優秀なスタッフさんたちの本音

2024年10月25日 | 住宅コンサルタントとして
先日の住宅VCの全国大会での懇親会の席でのこと。

そのVCを運営しているクライアント様のスタッフさんとは、
一部の方を除き、そんなに深くお話をしたことが
実かこれまで無かったのです。

お伺いした際に挨拶をしたり、
全体研修の際にちょっとお話をする程度だったのですが、
全国大会の懇親会の際、お話をすることができました。

このクライアント様には、
本当に優秀な設計さんがおられるのですが、
なぜそんなに優秀で、かつ圧倒的な業務量をこなせているのか、
という質問を私がした際に、

「いや、うちの社長が上手に私たちを使ってくれてるんです」

という回答だったのですね。

そのスタッフさんのお話を要約すると、

・社長は。社員一人ひとりのことをとても見ている
・会社が進む方向性を明確に示してくれる
・実際の実務の細かな部分は、私たちに任せてくれる
・キャパオーバーにならないよう、すごく配慮してくれる
・困ったことがあって相談すると、メチャ時間を取ってくれ、
親身に対応してくれる
・だからついていける

ということでした。

これ、メチャええ話やん、と思った私は、
懇意にしているVCのメンバー2社の経営者を呼びに行って、

「今の話、もう一度、この2名にお願いします」

と再度、クライアント様の社員さんのリアルな声を
聴いていただいたのでした。

社員さんのモチベーションを如何に高めるか?
社内の業務の効率化をどのように進めていくか?

こうしたことを経営者同士で相談し合う、
という機会は結構あるかと思うのですが、
マネジメントが上手にできている会社の社員さんの声を
他社の経営者に聴いていただく、ということって、
とても勉強になるのでは、と新たな発見がありました。

そして改めて感じましたが、トップや経営陣は、
実務をやって満足してはいけない。

社員さんが仕事をやりやすいように、
環境を整え、しくみをつくる。

困ったときはすぐに組織として対応をする。

時間をしっかりと社員さんに使うことが重要なのだ、
と改めて学ばせていただきました。

自社だけでなく、他社の社員さんのお話を
聴く機会をつくっていきたいな、と思います。

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