市場の変化のスピードが速すぎるので、
この変化に適応できない会社は、一気に業績が悪化し、
変化に適応できている会社にお客様が殺到します。
なので、業績が急激に上がる会社が、チラホラ出るのです。
(昨日のブログでご紹介したクライアント様もその中の1社)
業績好調の期間が数年続くと、
気がつけば地域一番店になっていたり、
場合によってはダントツ一番店になっていることも・・・。
それはそれで素晴らしいことなのですが、
ここで経営者の姿勢によって、
会社のスタンスが大きく分かれます。
一番店になった後も、何ら変わることなく、
お客様に真摯に向き合い、
協力業者さんたちに感謝をして、
良い家づくりに取り組み続ける会社と、
態度が天狗になり、
協力業者さんたちに横柄になり、
悪い噂が立ち始める会社に分かれるのです。
経営者自身はそれほど変わっていなくとも、
社員さん(特に役員や部長クラス)の中に
勘違い野郎が出たりして、
自分が偉くなったかのように業者さんを
顎で使ったりする社員が出てきたりするのです。
この最大の要因は、
日頃から社員教育をしてこなかった、
ということに尽きるのですが、
まあこうなってしまうと、一気に市場での評判が悪化し、
立ち上がれなくなるのですね。
商売を継続していこうと思うのであれば、
仕入れ先様やお客様、
自社のスタッフさんとそのご家族、
市場の方々皆に応援されるようになる必要があります。
というか、こんな当たり前のことを理解できていない人が、
実は結構多いのではないかとも感じたりしますが・・・。
自分たちだけでは、商売の継続は出来ない。
応援して下さる方々を着実に増やしていく。
そのために必要なことは、
商売の本質を理解し、
常に謙虚で学び続け、改善し続けることしかありません。
地域一番店になった後も、
謙虚さを保ち続けることが、
応援して下さる方が増えていくかどうかの分かれ目なのです。