鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1749回】 「大手だから安心」という定説は終わった・・・

2015年10月15日 | 住宅コンサルタントとして
横浜のマンションが傾くという事件がありました。
その原因は杭工事をおこなった旭化成建材のデータ改ざんである、
ということが報道されました。

東洋ゴムの断熱パネル、免震ゴム、防振ゴムの不正。
東芝の不正会計問題もしかり。

そしてフォルクスワーゲンの不正。

大手であり、一流と世間が認めている企業の不祥事が、本当に相次いでいます。

最近はあまり耳にしなくなりましたが、
数年前に食品や外食の不正が次々と明るみに出たことがありました。

産地をごまかしたり、輸入品を国産とうたっていたり・・・。

不正や偽装をしたお店や企業は、連日メディアや消費者に叩かれました。
そして大半の人は思ったはずです。

「やっぱり、大手が安心よね・・・」

と。

でも、その大手も安心できないことが、日本人もよく分かったと思います。

そうなんです。
大手だから安心、なんてことはあり得ないのです。

大切なのは、信頼できる企業、お店かどうか、
そこを見極めるための情報を収集したり、
見極める目を持つことなのです。

住宅業界も全く同じで、
大手だから誠実、なんてことはありません。

世間一般的な価値観からすれば、不正に近いことを平気でやっている大手もあるのです。

企業の規模、実績、成長率、ブランドイメージは重要ですが、
それらに惑わされずに、信頼出来る企業かどうかを見極める目を持つ。

そのためには、どんなことに日頃から取り組めばいいと思いますか?
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