鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1745回】 地方でも行列ができるお店

2015年10月11日 | 住宅コンサルタントとして
東京や横浜などのお店では、メディアを上手に巻き込んで
オープン前にテレビや雑誌で取り上げられ、
オープンと同時に大行列ができる、というお店があります。

また訪れた若者が、ドンドンSNSで情報を発信していき、
一気に注目度が上がるお店もあります。

しかしながら、人間というのは飽きる動物です。

お店に進化発展が感じられなければ、次第にお客様の足が遠のいてしまいます。

PRだけ上手でも、商品や接客にホンモノの力が無ければ、それは一瞬のブームで終わります。

一方、地方都市、しかもすごい田舎になると、
なかなかメディアをうまく活用する、ということは難しくなります。

更にお客様の大半が高齢者だとすれば、
クチコミ以外に情報が広がっていくことは稀です。

しかしながら、日本の地方には、その地域の人から愛され、
繰り返し繰り返し利用されている名店がたくさんあるのです。

こういうお店を発掘すると、なぜこのお店だけこんなに人が集まっているのか、
ということに猛烈に関心がいくのです。

原価率が50%を超えているんじゃないか、というくらい、
コストパフォーマンスが高かったり、
あり得ないくらいのボリュームだったり、
そのお店のスタッフさんとお話をすると、もの凄くホッとしたり・・・。

今日、お昼に伺ったラーメン店さんも、
この地にこんなに人が居たのか?というくらい、
お客様が車の中で大量に待っていました。

他のお店はガラガラなのに、圧倒的に混んでいるのですね。

店員さんの対応、料理が出てくるスピード、そして味と価格。
これらが地域の中でダントツなのですね、おそらく。

住宅会社でもこうしたポジションを取るために、
何をどう変えていけばいいのか、ということや
地方都市でも圧倒的繁盛店になれば、住宅業界でもやっていけるのでは、
ということを感じながら、美味しいラーメンをいただいておりました。

圧倒的な支持をお客様からいただくために、
皆さんの会社は、どの部分を磨き込んでいきたいですか?
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