鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1746回】 若かりし頃の自分・・・

2015年10月12日 | 住宅コンサルタントとして
昨日の夜は、私が仕事の基本を覚えさせてもらった、北海道の北見市で、
当時のスーパー事務スタッフさんと家内と3人で食事をしていました。

このスタッフさんと会うのは14年ぶりだと思いますが、
共に仕事をした仲間。
時間の壁なんて、全くありませんでした。

当時の北見営業所は、スタッフみんな、本当に仲が良く、
結構な頻度でキャンプやバーベキュー、ボーリング、ワカサギ釣り、スノボなど、
オフの日も皆で仲良く遊んでいました。

当時、家内とはまだ結婚をしていませんでしたが、
家内と一緒にいろんな行事に参加しても、皆さん全然ウェルカムで、
本当に充実した時間を過ごすことができました。

また、仲が良かっただけでなく、2年連続で全国数ある営業所の中で
ナンバー1として表彰をされるなど、仕事でもバリバリと成果を出していました。

今の自分があるのは、この北見市で、仕事の基本中の基本を教えてもらったからだ、
と心の底から思っています。

その事務スタッフさんと食事をしながら、
昔話に花が咲いたのですが、
まあ20代の頃の私は、本当に最低なビジネスパーソンで、
よくぞこんな若造を皆さんが受け入れて下さっていたなぁ、と
改めて感謝しなくてはいけない、ということに気づかされました。

事務所の中で、プライベート上のどうでも良い話を大きな声で話しまくる。
先輩が仕事中なのにもかかわらず、自分の訊きたいことを質問しまくって先輩の邪魔をする。
昔は特に声が大きかったので、私が事務所で話をしていると、
周囲の先輩は皆、片手で耳を押さえながら電話されていました。

周囲に気が回らず、自由気ままに仕事をしていたんだなぁ、ということを実感すると共に、
それを周囲の先輩や上司の方たちが受け入れて下さっていたのですね。

あの素晴らしいメンバーでなければ、
私は一人前になる前に潰されていたかもしれないなぁ、
と思いました。

そのスーパー事務スタッフさんとは、大して年齢が離れていないのですが、
私を見る目は完全に母親の目でした。

「鬼山さんも立派になったんだね~」

とあたたかいお言葉を頂戴しました。

自分を育ててくれた原点の街。
ここに戻って来ると、本当に未熟で、周囲の方に迷惑をかけていた頃の自分を思い出します。
そして、初心に戻れるような気がします。

ビジネスパーソンとしても、人間としても、まだまだ未熟なので、
もっと精進し、しっかりと量稽古も積んでいきたいと思います。
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