鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第491回】 北海道に来た!

2012年05月05日 | 住宅コンサルタントとして
昨日から北海道に来ています。

9年間、住んでましたし、北海道中の中で未だ1度も行ったことの無い地域は奥尻島のみ、
というくらい、9年間であちこちキャンプをして回っていました。

知らないところは無いくらいです。

また、コンサルタントに転職してから仕事で4回来ていますし、
2年前の夏は北海道でオフを満喫していました(ずっと雨でしたが・・・)。

それでも、また帰って来たくなる魅力が、この北海道にはあるのです。

今回は、自分が過去、営業マン時代に担当させてもらっていたエリアを回ろうと思っています。

あの当時は、1年間で4万キロは車で走っていました。
目をつぶっても運転できるくらい、毎日網走、斜里、遠軽、紋別方面を車を運転していました。

住宅業界のことを何も知らず、建築知識がゼロだった自分に、
躯体の知識や断熱のノウハウなどを教えてくれたのが、北海道の各お客様だったり、大工さんでした。

北海道で9年間過ごした後、関西に転勤となったのですが、
関西のお客様を回った限り、最初から関西で働いていたら、
これだけ住宅の知識を得ることは無かっただろう、と直感しました。

北海道は業界的にほぼ100%元請さんで、各社とにかく良い家をつくろうと、
私が担当させてもらっていた工務店さん皆さんが、とにかく勉強熱心な方ばかりだったのです。

一方、関西に帰って担当させてもらった工務店・ビルダーさんは、大半が不動産会社の下請けで、
どうやったらコストを下げて、自分達の利益を残すか、という会社が大半でした。
(もちろん、大阪でも良い家をつくろうとしている会社さんもあるかもしれません、念のため)

構造材のこと、断熱のこと、サッシや外壁、住設機器の納まりのこと、
建具類の納まりや施工性のことなど、北海道時代のお客様が教えてくれたおかげで、
何の知識も無い学生あがりの自分が、家のことが好きになったのです。

だから、今でもこのお仕事に誇りを持って日々、働くことが出来ているのでしょう。

今回、北海道に来たのは、100%プライベートでありますが、
自分が過去担当させてもらっていた、北見エリア・旭川エリアを回って、
自分の原点を思い出したいと思っています。

そして、住宅業界に携われることのありがたみを再度、認識したいと思っています。
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