鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5011回】 業績が絶対に上がらないケース

2024年09月18日 | 住宅コンサルタントとして
19年間、この仕事をさせていただいてきて、
分かったことがあります。

それはどんな有効な手を打ったとしても、
絶対に業績が上がらない会社が存在する、
ということ。

それはどういう会社かというと、

・仕入れ先様、協力業者様、職人さんから応援されていない
・社員さんに品格がない
・なので、必然的に紹介が発生しない

という会社です。

こういう会社は、どんなに素晴らしい商品を開発しても、
どんなに最先端のノウハウを習得し、駆使したとしても
本当に効果が長続きしないのです。

なぜ日頃から取引をしている方たちから
応援していただけないのか?

それは、

・現場の段取りがメチャクチャ
・図面の精度が低すぎて、職人さんたちが段取り良く仕事ができない
・自分たちを何様だと思っているのか、取引先様に対し、敬意が無い
・会社の悪口を取引先様たちの前で平気で言っている
・人として、会社として尊敬できない

ということが該当するかと思います。

取引先様・協力業者様・職人さんたちの時間を平気で奪う行為をする。

人として常識に欠け、品格が劣る言動。

誰からも応援していただける訳無いのです。

ただ住宅業界はまだまだ、
こうした常識や品格に欠けるオッサンたちが多いのです。

こういう人として微妙なオッサンを
実務経験豊富だからという理由で雇用すると、
非常に面倒なことになりますし、
組織内の若いすなおなスタッフが変な方向に引っ張っられる、
なんて可能性もあるのです。

こういう会社にならないよう、
経営者は組織づくりに細心の注意をはらいたいものです。

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