19年間、この仕事をさせていただいてきて、
分かったことがあります。
それはどんな有効な手を打ったとしても、
絶対に業績が上がらない会社が存在する、
ということ。
それはどういう会社かというと、
・仕入れ先様、協力業者様、職人さんから応援されていない
・社員さんに品格がない
・なので、必然的に紹介が発生しない
という会社です。
こういう会社は、どんなに素晴らしい商品を開発しても、
どんなに最先端のノウハウを習得し、駆使したとしても
本当に効果が長続きしないのです。
なぜ日頃から取引をしている方たちから
応援していただけないのか?
それは、
・現場の段取りがメチャクチャ
・図面の精度が低すぎて、職人さんたちが段取り良く仕事ができない
・自分たちを何様だと思っているのか、取引先様に対し、敬意が無い
・会社の悪口を取引先様たちの前で平気で言っている
・人として、会社として尊敬できない
ということが該当するかと思います。
取引先様・協力業者様・職人さんたちの時間を平気で奪う行為をする。
人として常識に欠け、品格が劣る言動。
誰からも応援していただける訳無いのです。
ただ住宅業界はまだまだ、
こうした常識や品格に欠けるオッサンたちが多いのです。
こういう人として微妙なオッサンを
実務経験豊富だからという理由で雇用すると、
非常に面倒なことになりますし、
組織内の若いすなおなスタッフが変な方向に引っ張っられる、
なんて可能性もあるのです。
こういう会社にならないよう、
経営者は組織づくりに細心の注意をはらいたいものです。