帯広に本店がある、六花亭さん。
マルセイバターサンドが最も有名ですが、
それ以外にもおいしいお菓子がたくさんあります。
この六花亭さん、
ファンがとても多い企業としても有名ですが、
その理由を自分なりに理解したく、
六花亭さんの本店、
それから六花亭さんが運営されている六花の森、
六花亭アートヴィレッジに行ってきました。
私が感じたことをまとめます。
1.全てにおいて奥ゆかしい、自然や街並みに調和している
→六花亭さんの本店の建物は、とても控えめで奥ゆかしいです。
そして六花の森にしてもアートヴィレッジにしても、
自然の中に見事に調和して設計されています。
六花亭さんの建物内にいると、
何かとても落ち着くというか、ほっこりする感じなのです。
お客様や訪れた方に「ゆっくりしていってもらいたい」という気持ちが
自然と伝わってくるようでした。
そういう姿勢に自然と惹かれます。
2.スタッフさんの感じがとにかく良い
→六花亭本店さんでたくさんお買い物をしたのですが、
その対応をして下さった店員さんの対応が神レベルで、
焼き菓子コーナーと生菓子コーナーを行き来して、
とにかく混んでいるところのレジに行って
あっという間にお客様のオーダーを捌いてしまう。
更に領収書の有無やその宛名なども完璧に記憶していて
その接客レベルに感動しておりました。
その他のスタッフさんの対応や所作も本当に素敵で、
これが一流の企業なんだなぁ、としみじみ感じておりました。
このスタッフさんの対応のすばらしさに、
私自身、改めて六花亭さんのファンになりました。
3.自然とアートを大切にしていて社会貢献度・地元貢献度が高い
→六花の森にしてもアートヴィレッジにしても、
世界観が見事に表現され、
しっかりと手入れされた森の中を歩きます。
それだけでまず気持ち良いんです。
その中にさまざまなアート作品が展示され、
北海道や十勝のすばらしさを感じたり、
六花亭さんの歴史を学ばせていただいたり、
六花亭さんと関わられた作家さんたちの
作品の素晴らしさに触れたりできる。
そして休憩所が設けられていて、
そこには飲み物と六花亭さんのお菓子が
無料で提供されているのですね。
また帯広に来たくなるし、
ここに来たくなる気持ちに自然となってしまう。
そしてこの素晴らしい施設をつくられているのにも関わらず、
自社の宣伝なんて一切無いんですね。
こうした企業としての姿勢に触れ、
私自身、改めて大ファンになりました。
愛される企業となるために、
どういうことが必要か?
もちろん、まずは良い商品・良いサービスがあって、
その商品サービスでお客様に満足していただけることが原点。
その中で利益を出し、それを従業員さんに還元し、
取引先さんたちにも還元し、
最後に地域社会に謙虚に還元していく。
従業員さんたちもおそらく会社のことが大好きなのでしょう。
社員さん・取引先さん・地域社会の方から愛される姿勢・考え方。
これらがあるから、益々ファンが増えていくのでしょう。
日本が誇る、素晴らしき企業の文化に少しでも触れられて、
本当に帯広に来て良かった、と思った今回の旅でした。
また帯広に来たいと思います。