鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3240回】 組織の構成

2019年11月13日 | 住宅コンサルタントとして

古いタイプの経営者ほど、組織を構成する上で

実際に実務を行うスタッフ、

特に受注を獲得する営業マンを増やしたがります。

 

そして設計・監督もそろえるのですが、

その数が極端に少なく、

結局営業マンが契約後もずっとお客様に寄り添う必要があるので、

結果、営業マンが次のお客様に対応する時間が十分確保できず、

営業マンの生産性が上がらなかったりします。

 

またそういう古いタイプの経営者は、

マーケティングの重要性をわかっていないため、

情報発信に関しては営業マンやコーディネーターに

兼任でやってもらっているので、

市場に対する情報発信量が十分ではないのですね。

 

今の時代、お客様に選択肢が多々、ありますから、

自社がターゲットとする特定の顧客に価値ある情報を

ピンポイントで提供する必要がある時代なのです。

 

ですから、ある一定規模の会社になれば、

広報マーケティング担当を選任で置かなくてはなません。

 

今、業績に苦戦している会社の特徴の一つは、

この市場の変化に合わせて最適な組織をつくることができていない。

 

軍隊に例えていうのなら、

兵隊さんばかりを増やして、

物資を輸送する部隊や医療チーム、

栄養ある料理を提供するチームなどの後方部隊を充実させていない、

という感じでしょうか?

 

皆さんの会社は住宅会社として、

今の時流に合わせた組織をつくることができているでしょうか?


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