鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4367回】 尖がっていいのは若いうちだけ・・・

2022年12月14日 | 住宅コンサルタントとして

私自身、20代の頃から仕事は出来たと思います。

 

営業マン時代は、過去取引していただけなかったお客様に

いろんな形でアプローチして新規開拓をゴリゴリやりましたし、

そもそも朝早くから夜遅くまでお客様を訪問し、

圧倒的な見積や発注をこなしていました。

 

コンサルタントに転職をしてからも

とにかく一人前になりたかったので

猛烈に仕事に取組み、

平均的なコンサルタントの4倍強の数字を

させていただいておりました。

 

ただ、仕事はバリバリやるものの、

自分自身、常に殺気立っていて、

周囲の方たちと仲良く仕事をする、

というスタンスでは無かったのです。

 

ヘラヘラと仕事をしていたり、

仕事をなめている人には

かなり手厳しい発言をしたりと、

緊張感を生むようなタイプだったのです。

 

当時の自分は本当に未熟で、

圧倒的な結果を出していればいいやん、

と思っておりました。

 

ただ、今の自分の立場で過去の自分を見ると、

おそらく辞めてもらった方が

組織にとってよいビジネスパーソンに

分類されるような感じでした。

 

ただ、まだ若かったから、

何とか組織に居させていただけたのかな、

と思います。

 

20代~30代前半までは、

圧倒的な結果を出し、

ちょっと尖っていてもギリギリ許してもらえるかもしれませんが、

30代後半とか40代になって、尖っていたり、

周囲の方とうまくやっていけないビジネスパーソンは、

結果を出していたとしても、重宝されなくなってきます。

 

というか、チームの雰囲気を悪くしたり、

周囲と連携が取れないビジネスパーソンは、

今の時代、癌でしかありません。

 

更に40代の半ばになってくると、

上司が自分よりも年下になる、

ということが頻繁に起こります。

 

年下の上司が使いにくいスタッフ、ということであれば、

当然ながら居場所が無くなりますよね・・・。

 

仕事ができないよりは、当然できた方が良いです。

 

でも尖っても許されるのは20代のうちだけで、

40代にもなって尖がっているビジネスパーソンは、

組織の中に居場所が無くなってしまうのです。

 

仕事ができて尖っている方、個人的には大好きなのですが、

30歳手前で何が求められるのかを気づき、

自分を変えていってほしいなぁと思います。

(←お前が言うな!)


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