経営を登山に例えると、
目標とは「どの山に登るのか?」を決めること。
そして目標設定した山に登るための登り方が、
戦略になります。
目標となる山に登るのに、
誰とチームを組み、
チームメンバーにどんなトレーニングをしてもらうのか?
どんな備品を持たせるのか?
靴や防寒具はどうするのか?
こういうケースの時はどう対応するのか?
そういった具体的な準備や行動、考え方が
戦略なのです。
そして、自分たちが立てた妄評とこの戦略が、
大きくズレている会社が稀に存在します。
目標と戦略がズレていては、
その登山は成功する確率が大幅に下がります。
登山に例えてお伝えしてきましたが、
これを住宅業界の経営に例えると、
・どのエリアを商圏とし、どこに出店するのか?
・ターゲット層をどこに設定するか?
・そのエリア、そのターゲット層を踏まえると、
どういう商品が最も売れやすいか?
・ターゲット層にどういう情報を何を使って発信していくか?
などを設定していかなくてはなりません。
そして戦略を設定したら、
なぜこういう戦略を進めていくのか、ということを
繰り返しチームメンバーに伝えて、
施略への理解と共感を得る必要があるのです。
住宅業界において、どの山に登るのか、
という目標を設定している会社は
それなりに存在しますが、
戦略を詳細に決定している会社、
戦略を繰り返し社員さんに伝えて、
理解と共感を得ている会社は、本当に少ない。
だからこそ、それができれば、
大きく他社に差をつけた経営が可能なのです。
皆さんの会社には、戦略が存在しているでしょうか?