春近し

ときどき、名刺がわり、みたいにピアノをさらりと
ひいていく人がいる。もちろん、お客さんがほかに
いないときか、お客さんにきいてからにしている。
昨日は、元気なおばちゃんが、サラリではないけど、
ひいてい。ら、そんな予感がしたけど、赤松林太郎君が
やってきた。ので、「プロがきたので」と耳打ち。

４月１日にすみだトリフォニーホールで、コンサートがある。
そのチラシをもってきてくれた。ちょうどその日は、
開店記念日なので、「はんどん」にして、でかけることにした。
すごく楽しみだ。
４月４日は、荒武君のジャズピアノのライブ。そして中旬には、
馬場和子さんのジャズピアノ。
３日からは、般若君たちのグループ展を二階でやる。
メジロがいっぱいやってくるようなにぎやかな春近し。

政治や経済がこんとんとしていても、自然の営みはゆうゆうとしている。
梅は、「新しいことをうみだしましょう」とばかりに、咲きはじめ、
メジロやホオジロが春を謳歌するようにさえずり、桜の花も、出番を
待つ。