長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

呻吟語が届いた。今日は論語の会

2011-06-28 08:07:50 | Weblog
「ウーン」と唸ることを、呻吟(しんぎん)という。
なんだか震災から100日以上たって、現実がなかなか把握できず、
いろいろな矛盾とか、これからのこととか、呻吟することが多い。

論語の会、と、わかりやすくいっているけど、正確には「順受の会」という。
今は「陽明学」をやっている。
後半は、明代の哲人、呂新吾(りょしんご)の「呻吟語」。「しんぎんご」という。
九州弁で、いやなこと、辛いこと、ウーンとうなりたくなるようなときに
「おらぼーごた」という。その「うーん」を呻吟という。
論語ほど有名ではないけど、 幕末から明治にかけて「菜根譚」(さいこんたん)
などといっしょに、文人たちに愛読されたものだ。地面に足をつけて、もがきながら
生活しているぼくたち庶民にとっては、宝みたいな本だ。

今朝は蕎麦を打って、二階の「寒山拾得(かんざんしゅうとく)」の「月取り」の絵を眺めながら、煎茶を飲んだ。寒山拾得、寒山が詩人なので筆をもっていて、拾得はお寺
に拾われて、まかないや掃除をするので、箒をもっている構図。
寒山は文殊菩薩の化身で、拾得は普賢菩薩の化身だと日本人は信じてきた。よく
大塚の江戸一で飲んでいた先生の本に、「そんなことを知らない日本人は日本人では
ない」と書いてあった。ちょうど、30年前に京都で長期入院をしているときに読んだ。
月取り図は、寒山拾得が、月を眺めて「上を向いて」いる。
♪上を向いて歩こう・・・きゅうちゃんの歌が聞こえてきた。やはり上を向く、
月をとる、つまりは「つく」「運がついている」という縁起からきたもの。
拾得がもっている箒・・・その先がまっすぐになり、節目みたいなところに。
第一、第二展望台らしきものがあるので、まるでスカイツリーみたいだ。
この絵をTシャツにでもしてみるか。


水木が定休。金曜日はもう7月。すばらしいコンサートで、はじまる。

7月1日(金) MUSICA LIBERA TOKYO(現代音楽)
演奏:山根孝司(クラリネット)・曽根恭子(ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)