長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

自給自足

2012-07-15 08:23:06 | Weblog
東京で自給自足はむずかしいが、今年はかなりいい感じになってきた。
今朝のあさごはん。納豆と味噌汁。
納豆に青葉をまぜる。青葉は、家の庭で収穫した。お店のプランター
でも元気に増えている。ぬか漬けにした胡瓜も今年庭でとれたものだ。
味噌汁の具のたまねぎは、原始的ぶつぶつ交換で、かよちゃんとスイカ
と交換したもの。サラダのミニトマトは、お店のプランターの成果物。
糠は、大分の国東半島で友達がつくった玄米を精米したもの。
味噌も手前味噌。昼にまかないで食べる「ソーメン」には、今年初めて
できたみょうがが添えられる。なかなかいい感じだ。
お店に飾る花も、小さな庭の四季折々の花でまかなっている。
小宇宙のまんだらだけど、今という刹那をキラッと輝かせてくれる。

今朝打った蕎麦は、千葉の下総農業高校の人たちと共同でつくった「下っこ蕎麦」
。いずれは、自分で蕎麦をつくって、それを石臼で挽いて、蕎麦を打ってみたい、
と思っている。水のきれいな里で、そんなことができれば、仙人にもなった気分で、
晴耕雨読な生活ができるのではなかろうか?
風光明媚な里山の多い日本だけど、今回の豪雨は、甚大な被害がでたようだ。
やはり人間は自然の前では、小さな存在である。「生かされている」ことに感謝
しながら、毎日自然と寄り添いながら、生きていきたいものだ。

昨日珈琲塾に参加希望の男子がきた。初めて男子が参加することになりそうだ。
歌舞伎役者みたいにハンサムな男子なんで、また反対に女子が増えそうだけど・・

今発売されている「Hanako」(行きつけのカフェ探し)に、紹介された。
東京のオシャレなカフェが147件のっている。
「お昼のひとり酒セット」みたいな、文膳が紹介されている。
織部皿にのった三種盛。精進料理の塗り皿にのった蕎麦豆腐。備前の徳利に斑唐津のぐいのみ。
志野の四皿に盛った蕎麦・・・そんな写真がのった。残りの146件とはおよそ違う田舎の「土味」
みたいなものがでている?うちだけ浮いている、と家人は笑っていた。
Hanakoに紹介されると、なぜだか男子が増える。今月は「文月」。文膳の男子が増えるかも?