9月3日から、25日(日)まで、葛西の関口美術館にて「角居康宏」くんの「はじまりのかたち」
という個展をやっている。
天真庵に、錫の珈琲ドリッパーがある。彼につくってもらったものだ。入り口の扉の取っ手に
「天真庵」と刻まれたものがある。それもそうだし、茶托などお茶道具も彼につくってもらったものが
すくなからずある。池袋でギャラリーを始めたばかりの時に、金沢から彼がひょこっとやってきた。
ぶら下げてきた「手取り川」をさしつさされつ飲むうちに、盛り上がりすぎ、「とまっていけば」と誘うと
「では、一宿一飯のお礼に、ひとつ芸をお披露目したい。」といって、部屋にあった掃除機の
柄をはずし、真ん中の管?をはずし、手ぬぐいでそれをていねいにふいて、口をつけ、
音を奏で始めた。アボリ人の民族楽器ディジュリドゥの「もどき楽器」にみたてたものらしい。
天真庵の内装をやってくれ、今は和歌山に移住して「田並劇場」を再興しようとしている林くん
もディジュリドゥをふくと、アボリ人はだし?だ。
煎茶を量り、急須にいれる道具に「茶合」(さごう)というのがある。だいたい竹でつくられたものが多い。
ぼくのは、角居くんに錫でつくってもらった。模様はアボリ人の象形文字で「水」を表現したものらしい。
しゃれではないけど、涼やかな風のような形をしている。
今日は「英語で蕎麦会」 先生と生徒がスカイツリーで待ち合わせをして、ガイジンさんに
声をかけ「いっしょに、そば食べませんか?」といって、ポンビキをする日。
オーストラリア人はきたことがあるけど、今日はアボリ人あたりをひっかけてきてもらえないだろうか?
と岩本先生にメールしてみよう。
明後日は「おとこかっぽれ」だ。