長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

はんどん

2008-09-19 06:43:45 | Weblog
昔はよく「はんどん」っていってたけど、今も
この言葉はあるのかしらん?

今日は「はんどん?」ではないけど、普通は夜10時まで営業
する日だけど、7時で閉店にします。

順天堂で食道ガンの治療をしている友達に、水とおかゆの許可
がでた、という朗報がメールできた。
もちろん、最初はおかゆの上澄みからだそうだ。

比叡山の千日苦行の時は、「そばがき」を食べるのがならわしらしい。
手術の跡の流動食に、「そば湯」なんかもよさそうだ。
蕎麦湯にタマネギをスライスしていれ、コンソメを入れてくつくつ
煮ると、慈悲深いスープができる。病院ではできないだろうけど、
退院したら、やってみるといい。
彼は「そばうち名人」(まだ迷人?)なので、大丈夫か・・

元気がもどってきた。

2008-09-18 10:00:21 | Weblog
昨日の夕方、元気がもどってきた。
いつものように、しっぽをふって、4本飛び?
になるような興奮はしなかったけど、無事に生還した
喜びを静かに表現しているようだった。
片付けの時間に、いつも寝ている場所に、プロテクター
をつけたまま、ベロをいつものように出して、寝ていた。

11年間、ギャラリーやお店の副店主として、たくさん
の人たちに、元気をもらったり、あげたり、のキャッチボール
をしてきた。そんな自分の人生(犬生)を思い浮かべながら、
うたたねをしているような様子。

ご心配おかけしてます。

2008-09-17 07:30:40 | Weblog
昨日は雨の中、元気バックに元気をいれて、病院に歩いて
つれていった。
病院にいったとたん、きれいな女性のスタッフに「元気君、おはよう。
今日はがんばろうね」といわれ、元気は元気に笑った?
からっぽになったなった元気バックを斜めにかけて、雨の中をトボトボ
歩いて店に帰る姿は、さしずめ、認知症の老人みたい?
「今日は雨だし、ゆっくりしよう」なんて思っていたら、開店前に雨が
あがり、予想に反して、店が満席になり、気がついたら、元気の手術も
おわり、先生から電話がなり、「元気君の手術は無事おわりました」
とのこと。夕方は「書」の会だった。元気は参加する会でないけど、やはり
彼がいないのは、みんなそこか寂しいみたい・・・

今日の夕方、元気は退院します。
明日は、そんなこともあって、金曜日の営業は自粛して、19時まで
とします。あしからず。

今日は「書」の会

2008-09-16 07:12:58 | Weblog
あいにくの雨。
今日は元気が手術をすることになったので、雨の中を散歩
した。あさごはんは、ぬき。そばの「ぬき」でなく、梨のなしでなく、
ほんとうに「朝飯をぬく」。

夕方は「書」の会。そろそろ1年になり、みんなうまくなってきたので、
「うらうち」とか「掛け軸」なんかの講習もしたいと思う。
近くにすこし毒舌やけどやさしい、経師やさんが、こころよく先生を
やってくれるそうだ。 感謝。

入院中の友達も、やっとそばちょこ1杯の水をすこしづつ飲めるようになったらしい。1歩1歩前にすすんでいる・健康が一番。

ながさ木

2008-09-15 07:43:45 | Weblog
ロンドンで作庭をやっているながさ木君から、メールがきた。
世界的なカメララマン、M・フリーマンの庭をやっているそうで、
彼のロンドンの自宅の庭の写真が添付されていた。
5年くらい前に「ジャパニーズ・モダン。ガーデン」という雑誌が
英語・フランス語圏内で発売された。その時に、ながさき君がつくった
天真庵の屋上の庭「今の庭」が、紹介され、フリーマンさんが撮影に
やってきた。屋上で久保さんの、瀬戸黒の抹茶茶碗でお茶を飲み、
気持ちを日本人にして、撮影していた姿が、昨日のようによみがえってくる。
今年の秋には、ロンドンにいく予定だったけど、10月11月にライブや個展
の予定がいろいろはいったので、見送りになりそうだ。

秋は日本がいい・・・

新米・・女房・畳・米は新しいのがいい

2008-09-14 07:34:23 | Weblog
昨日友だちが新米をもってきてくれた。
彼女は近くにある製造業の女社長。
うちの順受の会には、今年から「新米」よろしく参加され、
元気に論語を勉強している。今年は自社ビルも建てるし、
昨日はその地鎮祭の打ち合わせだったらしい。
いつも元気で少し天然だけど、天地自然の理をよくしっている人。

新米といえば、今本屋に並んでいる「東京生活」
という雑誌に、「新米」みたいなコーナーに天真庵が
紹介された。

どちらにしても秋は、新米、新そばがいい。

飛木神社

2008-09-13 07:35:15 | Weblog
天真庵のある「文花」は、飛木神社の神域。
住んでいる「立花」は、香取神社の神域。
先週香取神社の秋祭りがあって、今日から二日間は
飛木神社のお祭り。お祭り好きの下町の旦那衆が昨日
は前夜祭よろしく、お神酒を飲んで上機嫌の様子だった。
うちでは、じんじんさんたちが、カウンターで「日本酒バー」
みたいに、マニアックな日本酒を静かに飲んでおられた。
秋はお酒がいい。とくに日本酒がいい。
酒は、ただ酒、むだ酒はご法度。どんなに不景気が続いても、
自腹でないと、腹にしみないし、身にならない。

来週の火曜日は「書をしよう会」。
ひさしぶりに貞本先生の大好きな「雨後の月」が入った。


だだちゃ豆

2008-09-12 06:48:46 | Weblog
今年は、徹底的にだだちゃ豆を食べた。
友だちの御用達の大阪のお店から、いろいろな段階のダダ茶豆が届いた。
先日届いたのが最後で、「さりゆく夏」を惜しむような甘さを堪能しながら
ビールのともにした。どんな食べ物も、腐りかける前や、旬がおわりそうな
ところ、が一番うまい。

昨日は昼、雨の中、順天堂大学に入院の友達を見舞う。
先日まで7本の管を通して、集中治療室にいて、昨日やっと
一般病棟に移った。三箇所のメスの跡を見せてもらう。
「よく生きてもどってきたね」と思わずいいたくなるくらい、
手術の高度さ?が伝わってくる。まだ寝返りもうてないのに、
「作霧衣を見たいな」というので、見せたら、「これきて11月1日に
いく」とのこと。

寝返りをうつ、食事がのどを通る、なにも使わなくて歩く・・
普段「あたりまえ」だと思っていることが、あたりまえでなく、
「生かされている」と思うと、なにものにも「感謝」できるそうだ。
「この一週間で悟った」と語った友の顔は、坊さんみたいやった。
きっと作霧衣が似合うと思う。 感謝

作霧衣

2008-09-11 08:33:30 | Weblog
道ガンの手術をする友だちが、手術の前日に
電話。「病院に作霧衣をきたじいちゃんがいて、まけた、
と思うくらいかっこいい。一般病棟にもどったら、あんなの
着てみたい」とのこと。
で、張福さん食に注文。さすがにセンスのいいものを調達してくれた。
今日から一般病棟に移るみたいなので、もっていくとしよう。
どんな状況下にあっても、泰然自若として、お洒落な気持ちとか、
これからのウキウキするような生き方を考えたりすることは、いいことだ。
病には「学ぶことが多い」し、病と真摯に向き合っている人にも、学ぶ
こと多し。
11月1日のジャズライブには、復帰できそうだ・・・!

美少年

2008-09-10 07:17:34 | Weblog
事故米のニュースで、熊本の美少年酒造の社長の会見をやっていたけど、ほんとうに今回の事件は許せないものだ。
「美少年」というのは、あの有名な「田原坂」(たばるざか)の歌にもでてくる。
この歌がカラオケから消えたのが5年くらい前。それからカラオケにはいかなくなった。

人生には「上り坂」「下り坂」と「まさかの坂」がある。
上り坂、下り坂は、なんとかなるけど、「まさかの坂」は、日ごろの
精進とか人徳なんかがなくては、こせない坂だ。
「田原坂」には、越すにこせない「まさかの坂」や「美少年」がでてくる。


雨は降る降る 人馬(じんば)は濡れる
越すに越されぬ 田原坂
右手(めて)に血刀(ちがたな) 左手(ゆんで)に手綱(たづな)
馬上ゆたかな 美少年
山に屍(しかばね) 川に血流る
肥薩(ひさつ)の天地 秋さびし
田原坂なら 昔が恋し
男同志の 夢の跡
春は桜よ 秋なら紅葉
夢も田原の 草枕
夢を褥(しとね)に 夢やいづこ
明けのみ空に 日の御旗(みはた)

カラオケのみならず、教科書にものせたいうただ!