昨日は「ダメ中」ことダメから始める中国語だった。
年に一度「餃子を自分たちでつくって食べる」という日がある。まさに昨日がビンゴ。
いつもはそばを打つテーブルに、元気な女子たちが大集合して、強力粉をこねて
皮からつくる。中の身は、豚肉のミンチと白菜とニラ。普茶料理に「雲片」(うんぺん)という
料理がある。余った野菜をごった煮して、かたくりとか葛でとろみをつける。おなじように
冷蔵庫の中にある野菜をつかえばなんでもOK牧場。
日本人はごはんと餃子、みたいに餃子をおかず扱いにする場合が多々あるけど、炭水化物の
皮の中におかずを包み込むのが、ザ・ギョウザなので、中国人から見るその姿は、大阪のひとらが
お好み焼きをおかずにごはんを食べている奇妙さと共通するものがあるらしい。
というわけで、昨日は健啖家の女子たちを前にぎょうざの後の締めのそばを茹でるのを遠慮させて
いただき、大好きなそば焼酎を、まいこ先生の横で「き」で飲んだ。厨房の中で、まいこ先生が閨の睦言(むつごと)
のような艶やかな話を耳打ちしてくれたので、なんだかいつもより酒量が増えた。みんな幸せになる権利がある。
今月の「ダメ中」はそんなわけで、そばが登場しなかった。来月のダメ中も少し変った嗜好。スワッピングパーティー
ではないけど、ぼくのかわりに名古屋から「そばもん」がきてくれて、蕎麦を打ってくれる。今年はあちこちで、そんな
奇妙キテレツな蕎麦会が流行るかもなんばん。
今日は「インヨガ」。昨日の夕方ギタリストの富川さんが遊びにきた。5月5日の「子供の日」にライブをやることに
決定。今日はひかりちゃんがヨガに参加。彼女はボサノバの弾き語りをギターつまびきながら4月1日にやってくれる。
うそみたいな日に、天真庵10周年記念ライブが用意されているのでした。感謝。